昨日、私が片づけ好きと知っている友人から「家を片づけたいのだけど、捨てる極意を教えて」と尋ねられました。
その時は「捨てるものを探すというより、自分のお気に入りのモノだけに囲まれて暮らすために好きなものを選び取ることを強くイメージしているよ。そのうちにだんだんと、捨てるモノが浮き彫りになってくるかな」と答えました。
それから、「私にとって捨てるってなんだろう?」とつらつら考えています。
縁あって湘南ライフデザイン主催の1家事隊に参加させて頂き、その活動の中でここ数か月、徹底的に家のオーガナイズを続けています。
週末ごとに収納の中のモノを全部出して、分類して、たくさんのモノを手放しました。
たくさんのモノを手放せたのは、自分がどうありたいか?をイメージしていたから。
そして、モノを手放し続ける中で、さらに自分の好きなもの・なりたいもの・ありたい姿、が明確になるのを強く感じました。
私にとって、捨てる/手放す=価値観と向き合うこと
もちろん、捨てる中で痛みも感じました。もったいない、まだ使えるのに、何でこれ買ってしまったんだろう・・・。
でもその痛みのおかげで、次に買う時はとっておきのお気にいりだけを吟味して家に連れて帰ろう、と思えるようになりました。買い物の仕方はずいぶん変わりました。
ライフオーガナイズ2級認定講座では、片づけを捨てることから始めない、空間の整理と共に思考や感情の整理も重要である、と学んだのですが、その意味がじわじわと自分の中でわかってきた、今日この頃です。