こんにちは
整形外科専門医 チョヘインでございます。
眉下拳上術は 眉下のラインに沿ってたるんだ皮膚を切除し、筋肉を固定する手術です。
上まぶたのたるみが深刻な場合、上眼瞼手術時 印象が大きく変わったり強くなることが予想され
目元のしわが もっと深く残る場合、眉下拳上術をお勧めしています。
眉下拳上をしながら 二重を作ったり、既存の二重のラインの矯正を望まれる場合
非切開二重手術が同時に可能です。
眉下拳上後 ダウンタイムは上眼瞼手術よりも短く、初期の腫れとあざは同じ程度ですが
回復速度が速く 二重ラインを切開した時よりも 早く自然になることがメリットです。
眉下拳上の一番のデメリットは 眉の下に傷が残ることです。
傷は ６か月程度で徐々に良くなっていき、
肌のトーン、厚さ、形や毛量によって個人差があります。
大体女性の方は手術後２～３週から眉のメイクが可能で
最近は 手術前にアートメイクをされている場合も多く
ダウンタイム中の傷跡に 大きく問題がないことが多いです。
男性の場合は 眉が短く整ってる方で １～２カ月目に傷が見えやすくなるので
手術前に アートメイクをしてこられることをお勧めいたします。
手術前の写真です。
手術後１週間の抜糸後の写真です。
抜糸した部分が見えまだ腫れが残っています。
手術後１か月目です。まだラインの赤みは残っていて 傷の線が見える方です。
特に 目頭側は回復に時間がかかりやすいです。
この時期の傷ケアが何よりも重要ですが
紫外線ケアと 傷軟膏ケアが何よりも重要です。
手術後８カ月目の写真です。７カ月前よりも 傷がかなりぼやけました。
この方は かなり前にアートメイクをされたことがあり、境目が明確で明確な方で
眉施術をされない方よりも 少しだけ見えます。
手術後１年目の写真です。
８カ月目よりも 若干より傷跡がぼやけました。
大体６か月以上過ぎると 傷は80～90％以上好転しますが
１年目までは もう少し改善が見られます。
明るい照明の下で撮影したので 少し傷が見えますが
日常ではほとんど目立ちません。
手術前/１週/１カ月/８カ月/１年
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