最近リセット回路についてちょっと調べたので、備忘録も兼ねて自分なりにまとめてみたいと思います。そもそも事の起こりは「外部ROM積まないなら、リセット回路は本体に無くても書き込み基板にあれば充分なんじゃないの?」と思ったからです。結論から言うとリセット回路は必要だったわけですが……
![風花雪月-リセット回路](https://stat.ameba.jp/user_images/20101218/02/tobehiroyuki/e6/4d/p/t02200098_0611027310924057042.png?caw=800)
図はSH-7125のリセット回路例です。C6は時間を作るためのコンデンサです。回路の電源を入れてから5Vレギュレータが安定して5Vを出力するまでには、多少のラグがあります。その間にマイコンが動作しないようにするためのものです。コンデンサに電荷が溜まりきると導通しなくなり、RES端子が5Vになるのでマイコンが動作します。D1は電源を落としたときにコンデンサの電荷が素早く抜けるようにするためのものです。R6はプルアップ抵抗……なんですかね?おそらくそうだと思います。R7は……なんなんでしょう。わかりません。
ということで、リセットする気は無くてもマイコンを安定動作させるためにはリセット回路が必要なようです。