「アクシオン」が新聞に載りました | 風花雪月

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風に舞う花、雪の彼方の朧月。美しきもの、役立たず。
マイクロマウスと戯言(ざれごと)と戯言(たわごと)と他諸々があったりなかったり……

 Fast Forward To End Of EastよりGuilty People, Innocent Dollを聴きながらこんばんは、アベです。

 2010年(平成22年)1月17日(日曜日)讀賣新聞35面に「アクシオン」が載りました。
以下に記事の抜粋を載せます。

 暗黒物資は「衝突や反応をしにくい」「重い」という性質を併せ持つ粒子(WIMPと呼ばれる)である可能性が高いと考えられる。「ニュートラリーノ」がその有力候補とされる。ニュートラリーノは、理論的に存在が予測されている未知の粒子「超対称性粒子」が混合した状態で、軽いものは安定している(壊れにくい)という。
 暗黒物質がWIMPでないと、ミネソタなどの検出実験では見つからない可能性がある。その場合の候補は、非常に軽く、強い磁場の中でだけ光に変わるとされる未発見の粒子「アクシオン」だ。こちらは京都大学などで探索の試みが行われている。大阪大の細谷裕教授は、万物の質量の起源とされている「ヒッグス粒子」を候補と見る親切を提唱しており、それぞれの研究成果が注目されている。

 ……そもそも「AXION」のネーミングの元ネタはこの素粒子です。具体的には「量子力学において強い相互作用のCP対称性の破れを回避するために理論的に要求される素粒子」です。何が何やらサッパリですね。