アキクサインコのハル
「シルバ君の美味しいゴハンくだちゃいな~」
「この通りでごじゃる」
文鳥のシルバ
「ダメ~~~!!」
実を言うと、ここ数日緊迫しておりました。
4日前の話です。
文鳥のシルバ君が私の肩に止まった時、呼吸音の異変を感じました。
呼吸をするたび、ヒューヒュー抜けるような音をさせています。
体重、仕草や運動量に変化はない。
考えられるのは甲状腺の肥大(ごく初期の甲状腺腫)
甲状腺が肥大することで気管が圧迫され、呼吸音に変化が出ている。
これを放って置くと甲状腺腫になります。
甲状腺腫は怖い病です。
放置すればドンドン進行し、やがて呼吸困難で亡くなります。
甲状腺腫は文鳥やセキセイインコに多い病気です。
(特に高齢の鳥がなりやすい)
原因は不明な部分がありますが、一般的にはヨウ素不足だと言われています。
私見ではあるけど、いかに早く対処するかに尽きます。
ごく初期であればヨウ素の投与で改善する可能性が高いのです。
話は変わって、
動物病院で甲状腺腫と診断された文鳥がいたそうです。
獣医師は抗生剤とビタミン剤を処方しました。
当然、良くなる訳はないので、呼吸困難が進行し酸素室が必要になります。
実際、飼い主さんは酸素室を準備したそうですが・・・
甲状腺腫は抗生剤では治りませんし、ビタミン剤も意味がありません。
最低でもヨウ素、進行しているのなら甲状性ホルモンやステロイドの直接投与しかありません。
何度もお話ししていますが、抗生剤はただの毒です。
毒を使っても排除しなければならない細菌がいるのなら仕方ありませんが、目的とする細菌もいないのに使用すれば、鳥は弱っていきます。挙句に甲状腺腫は進行するので、結果は見えています。
鳥の知識を持たない獣医師は多くいます。
ハッキリ言って、ベテランの鳥飼さんの知識に遠く及ばない。
にしても、甲状腺腫の知識くらいは犬猫獣医師だって知っているハズ。
昔は人間の医師の中にも多かった。
絶対、効くわけもないのに風邪に抗生物質を処方する輩医師。
患者のプレッシャーがそうさせているのかも知れないけど・・・・
まあ、人間の医師でもそんなもんだから、犬猫獣医師は鳥の治療なんかできない。
そんな獣医師が鳥を殺していくのです。
飼い主はそんな事情は知らないから、頑張ったね、ごめんねって、悲しんで終わり。
大袈裟でも被害妄想でもありませんよ。
実際、私も経験しています。
上記でお話ししたように、
高齢の文鳥やセキセイインコは甲状腺腫の発生率は高い。
当家の文鳥のシルバ君は5歳を過ぎて、甲状腺腫の初期症状が出るようになりました。
(ここ2~3年で3回目?)
その都度、ヨウ素酵母の投与で完治しています。
もちろん、今回も即座に投与(正確には増量)して症状は3日で喪失しました。
当家の文鳥のシルバはクチバシがありませんのでエサは丸のみです。
栄養状態が問題にならないよう、粟玉+極小ペレット+様々な粉末をブレンドして振りかけています。
粉末の中にはヨウ素酵母も含まれているのですが絶対量が足りない為、たまに甲状腺が腫れてしまうのです。
ちなみに、ヨウ素酵母を過剰に投与すると甲状腺腫になってしまう為、過剰投与は厳禁です。
難しいのです。
与えすぎはダメ、少なくてもダメ。
シルバの様子を確認しながら与えています。
シルバはもうすぐ8歳になります。
老いと共に甲状腺腫の発症確率は上がっていきます。
でもね、私がシルバに寄り添い、異変に即応すれば問題はありません。
参考までに言えば、愛鳥の呼吸音に問題があれば甲状腺の腫れを疑ってほしいのです。
もちろん、違う病の可能性はありますが、ヨウ素酵母を与えることは可能です。
2~3日であればリスクは殆どありません。
逆にごく初期の甲状腺の腫れであれば、即座に改善します。
甲状腺腫という病は進行すると、治すのに多くの時間が必要です。
馬鹿な輩医師に罹れば簡単に亡くなります。
小鳥の場合は、体が小さく病の耐性も高くないのです。
だからこそ、早期に対応する必要があります。
当家で使っているヨウ素酵母↓
下記の過去記事はヨウ素の投与量を書いています。
こちらもよろしければ参考にしてください。
(本日撮影)
シルバ
「話が長いからなんだか眠くなってくるんだよな~」



