前記事の続きになりますが・・・
アキクサインコのハルには驚かされることが多い。
カメラのファインダーを覗くなんてあり得ない。
小鳥って弱い者だから、好奇心とは無縁なハズ。
だってね、未知の物事を経験するのは大きなリスクがあるのです。
もしかしたら食われるかも?
捕まるかも?
当家で言えば、文鳥のシルバ君は放鳥時、数か所しか行かない。
アキクサインコのチャチャも数か所しか行かない。
ところがアキクサインコのハルは室内のどこでも行く。
まるで刺激を求めるように開拓していくのです。
それは年齢を重ねても衰えることはない。
TVを見るようになったのは最近です。
今日も見ている。
そんなハルに関して、今年1番驚いたことは・・・
家人との口喧嘩を仲裁に来たことです。
以前、お話ししましたが、放鳥部屋(リビング)のドアを少し開けた状態で廊下にて始まった喧嘩。
しばらくすると、ハルが歩いてやってきました。
(リビングのドアは事故防止の為、暖簾が掛かっているので、歩いてこなければ突破できない)
家人を見上げると肩に飛ぶハル。
しばらくしたら私の肩に飛んでくるハル。
もうね、無言でこれの繰り返し。
まるで、
「止めなよ」ってハルに言われてるみたいでした。
結局、馬鹿らしくなって喧嘩は終わりました。
喧嘩が終わると、ハルは歩いてリビングへ帰って行きました。
もちろん、ハルが本当に仲裁をする意思があったかは分かりません。
ただ、ハルは争いごとは大嫌い。
文鳥のシルバとアキクサインコのチャチャの喧嘩は何度も止めています。
目を三角にして強者のチャチャを蹴散らすのです。
で、ここからが本題です。
今年2番目に驚いたことが、昨日、起こりました。
放鳥中、私の正面にやって来たハル。
じ~~っと私を見ている。
何気なく私もハルを見ていると・・・
で、でた・・・私にどうしろって????
ハルのね、首の下というか胸部と言うか、とにかくその付近が呼吸の度に大きく膨らんだり萎んだりしている。
↓これこれ、こんな感じで膨らむのです。
決して大袈裟に言っている訳ではない。
もうね、溜息しか出ん。
呼吸器に何かあるのか?
そのうではないハズ。
そのうは袋ではあるけど、こんな大きく膨らまない。
雛の時は柔軟性があるけど、大人になると小さくなり柔軟性も低下します。
チアノーゼはない。
耳を近づけても、異音はない。
食欲、体重、糞、問題なし。
少し話がそれますが・・・
鳥ってね、高度に進化した呼吸器を持っています。
肺には気嚢と呼ばれている袋が何個も繋がっています。
この気嚢を使って、肺に空気を送り込みつつ、大量の酸素交換を続けています。
肺は人間のように突き当り的な呼吸器ではなく、筒のような呼吸器です。
それにより強力なエネルギーを生み出すことが出来ます。
空気が薄い高高度(8000メートル以上)でも飛ぶことが出来る鳥が居るのです。
人間なんぞは呼吸すらままならないのに、運動が出来るって化け物級です。
ただ、複雑故にトラブルの発生頻度は哺乳類に比べ多いと言わざるえない。
で、ハルの話に戻れば・・・・
気嚢を膨らませているのでは?と思っています。
にしても、あんなに大きく膨らむものなのか?
そもそも、自分の意思で出来るのか?
そう言えば、2~3年前も膨らましてたことがあったな~
(数時間で終わりました)
病院案件のような気もするけど、本人はケロッとしている。
ん~~~ふくらみ以外、問題はない。
呼吸器で遊んでるのか?
ハルならありえる・・・
カエル化?
↓本日のハル
全然、膨らんでいないし、朝からずっと普通に探検している。
結局、膨らましてたのは昨日の1~2時間でした。
そうそう、ずっと膨らました状態ならば、皮下気腫という病気があります。
皮下気腫は気嚢が破れ空気が漏れる為、胸が膨らみます。
ただね、収縮はしない。
膨らみっぱなしです。
ハルの場合はリズミカルに膨らんだり萎んだりするので、皮下気腫ではない。
結局、ようわからん。
ハル、恐るべし。
おわり