アキクサインコのハル(メス3歳)↑
今日も朝から足元でずっと羽繕い。
羽毛がバサバサ抜けていく・・・
来たね~換羽。
ネクトンS入りの飲水はBIO入りに変更ね。
BIOの飲水は穀物臭がちょっと・・・だけど
ん?私、鳥が口にする物は一通り味見をしているから知っているのです。
でもね、効果は期待できるからしばらくはBIO水ね。
体が楽になるよ。
文鳥のシルバ君もちょくちょく抜けているし、同じアキクサインコのチャチャ姉さんも少し抜け始めたから、みんなBIO水ね。
↑文鳥のシルバ君は5歳5か月
昨年11月に甲状腺腫の初期症状が出たけど、ヨウ素の増量で症状は消失。
当然、今でも元気元気。
一昨年は3回、昨年は1回の嘔吐をしたハルは、1年以上嘔吐は無し。
当初はルビノー特有の虚弱体質で長生きできないかも?と思っていたけど、強くなった!?
今は健康体です。
↑チャチャ姉さん(4歳2か月)は発情期の多飲傾向が出てきたけど・・・体重は45~46gなので様子見。
巣作り行動を抑制するため、チャチャ姉さんのカゴだけ糞切り網を設置。
最強個体だから・・・無精卵さえなければ良いのに。
当家の鳥たち(文鳥、アキクサインコ2羽)は年齢も種別も違うので、個別に細かく観察しつつ見守っています。
そうそう、共通することもあります、それは病院へ連れて行かない。
さんざん言っていますが、健康診断はもちろん、シルバの甲状腺腫(初期症状)でも行かなかった。
何故なら病院は小さな鳥にとって大きなストレス発生源以外の何者でもないから。
じゃあ、病気になったら見捨てるの?
もしかしたら、シャーマン!?祈祷で病気を治すの?
そんな訳はない(冷静なノリツッコミ)
普通の飼い主は病院に行って、診察を受けて、時には注射をされ、薬が処方され・・・
飼い主は祈るように・・・頑張ろうね、頑張ってね、よく頑張ったねって。
病院(鳥専門病院)ね
以前から同じような発信をしているけど、病院は鳥に何をしてくれるのだろうか?
もちろん、病気を治してくれるけど治らない場合も多い。
入院まで行くと致死率は高くなる。
そもそも、小鳥は弱い生き物。
抗生物質や抗真菌剤の投与は小さな鳥の大きな負担になります。
薬がマッチすれば良いけど、獣医師の見立てが違えばただの毒。
どんどん命が削られていきます。
そんな小さな鳥に手術を勧める獣医師もいる。
腫瘍の手術です、確率は5分だけどどうするって?
飼い主に聞くんですよね。
苦しいとか、痛いとか、鳥は喋れない。
生きてほしいから投薬も注射も飼い主が判断するのだけど、正しいことなのかな?
鳥のQOLはどうなの?
文鳥のシルバは事故以降、5年近く病院へは行っていない。
4歳のチャチャは病院未経験、3歳のハルは2度病院へ行っていますが、ここ2年以上行っていない。
一昨年、ハルの嘔吐で検査の為に病院へ行きましたが、嘔吐以外の異常や細菌の検出はなし。
当家の鳥たちは、さし餌からのお迎えで、寒暖差管理を心がけてきました。
冬は18度~夏は30度
(シルバは高齢になってきたので今年2月より25度管理に移行)
それは季節を感じてもらい、過度な発情を抑制し、免疫力を上げる為。
毎日、長時間放鳥を行うのは気分よく暮らし、適度な体力を維持してもらう為。
例えば生殖器の病はダメージが徐々に蓄積していきます。
常に発情できるような環境は当然NG
獣医師もダメだと発信しているのに、発情対象になる玩具、鏡や巣になる物をカゴ内に置く飼い主は多い。
メスの無精卵の卵詰まりがクローズアップされがちですが、セキセイインコのオスの精巣腫瘍は致命的な結果になります。
継続的な発情を許すということは時間をかけて弱らせているようなものなのです。
昨年11月のシルバの呼吸音(キュキュ)は病院案件だったけど、対処方法を知っていたので自宅で治しました。
甲状腺腫は初期症状に対応できればすぐ治るし、怖い病ではありません。
初期症状を放置すると、呼吸困難に移行します。
そうすると、簡単に治らないし、甲状腺ホルモンやステロイドの投与が必要になります。
腕の良い獣医師に頼るしかないのです。
結局、何が重要か?
鳥たちの免疫力を上げる。
適切な環境下で暮らしてもらう。
鳥たちにストレスがかからないようにする。
鳥たちの些細な変化を見逃さず初期対応する。
私は雛の時から環境や免疫力を意識し今の鳥たちを見守ってきました。
だから、頑張ってとは言わない。
だって、病気と無縁だから。
病院を否定している訳ではありませんよ。
ただ何度も言うように、病院はすべてをまかせ祈る場所ではない、ピンポイントで使う場所。
鳥たちのリスクが高いと判断すれば、病院へ連れて行きますが、診断が正しいか、投薬がヒットしているかは私が判断します。
残念ながら、小鳥に対しての医療は投薬にしても検査機器にしてもお粗末なものなのです。
小鳥故、大きな手術はできません。
だから助からない鳥は多い。
知ってか知らずか、そんな医療に愛鳥を託す飼い主は多い。
ただね、見通しが厳しい状態では病院への通院や投薬は大きくQOLを下げるだけです。
遠慮なく言えば、苦しんで痩せ細って死んでいく。
仮に当家の鳥たちが病気になり難しい状態になれば飼い主として判断し、QOLの向上にシフトします。
幸いにも自宅で24時間体制で看護できますし、入院施設(酸素室)も構築できます。
いつもの部屋でいつもの人間が寄り添い安心してもらう。
それも、私の役目なのです。
おわり
話が支離滅裂になってしまった、ごめんなさい。
QOL(クオリティオブライフ)
QOLは高低によって表され、「患者に活力があるか」「生きがいを感じているか」「日々の生活に満足しているか」といったことが判断の主軸となる。生きがいなどを感じられるよう、様々な工夫が医療機関等によって行われることを「QOLの向上」と言い、患者が日々の生活に苦痛を感じている場合は「QOLが低下している」といわれる。