とは言え、以前からお話ししているように、鳥たちは病院での健康診断はしません。
ビビり屋のアキクサ達を鳥専門病院へ連れて行くことは大きなストレス。
院内感染のリスクもある。
そもそも、糞便やそのう検査程度では大きなリスクの有無は分からない。
ん?
昭和の気合でなんとかする系の人ではありません。
過去に亡くなった愛鳥の話をすれば・・・
鳥専門病院へ通院中に亡くなりました。
移動中ではありませんよ、通っていたのです。
獣医師の腕は良いと思うのですが、結局、病院だけに頼っても鳥は助けられない。
そう感じたのです。
獣医師に任せてただただ弱っていく鳥を見るのは悲しい。
もちろん、獣医師の的確な判断、投薬で全快する鳥たちがいるのは分かっています。
目指すは良いとこどりのハイブリット。
鳥たちの健康診断は日々私が行い、問題があれば些細なことでも鳥専門病院へ行く。
病院は頼るところではなく、使うところ。
そんな当家の健康診断の話を少々。
アキクサインコのルビノー、ルチノー等の赤目は弱い個体が多いのです。
知っていますか?
アキクサインコって・・・ドジなところが可愛い。
そんな投稿もたまに見かけますが、当家のルビノーの2羽(チャチャ、ハル)はドジではありません。
2羽とも飛翔力は十分で狭い室内を高速で飛んでも物にぶつかることはありません。
もちろん、アキクサインコなので速足で駆けるのも得意。
個体差はあるでしょうが、うまく飛べない、物にぶつかるetcは視力異常の可能性があります。
体重管理は当たり前ですが、私は愛鳥の顔を1日1回、まざまざと確認します。
↑これはハル
クチバシは落ち着いた肌色、艶もいい。
鼻は輪郭がしっかりしていて腫れはない。
↑こっちはチャチャ。
ハルと同じで問題なし。
体重、仕草、飛翔力、足色、羽艶、鳴き声の確認は当然。
肝臓の病変はクチバシに出る可能性が高い。
副鼻腔炎や気管の異常は鼻に変化があるのです。
鳥の視野は両目を合わせて300度以上あります。
小刻みに首を動かすことで、ほぼ全周囲(360度)を警戒できるのです。
頭の真後ろからそっと指を伸ばしたりもします。
ルビノーの視力異常は珍しくないので、常に警戒しているのです。
ただ、視力異常は先天的なものが多いので、チャチャ(4歳)ハル(3歳)は大丈夫だと思っていますが。
兎に角、小さな異常を必ず拾う。
当家みたいに健康診断で病院を利用しない飼い主は特殊なのかもしれません。
でもね、3か月に1度なのか、6か月に1度なのか、1年に1度なのか・・・
病院での健康診断はその時、健康でしたという話でしかありません。
酷い言い方をすれば飼い主の自己満足。
次の健康診断までの健康の保証をしている訳ではないのです。
大切なのは飼い主が愛鳥をよく観察することです。
一見、問題なさそうでも、
飼い主が感じた違和感は病の可能性があります。
ちなみに、当家の文鳥のシルバやアキクサ達は違和感を感じることは殆どありません。
これは私の感度が悪い訳ではなく、実際、健康なのです。
シルバもチャチャも4年以上病院へ行っていません。