緊迫 |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家のアキクサインコ2羽は昼間はリビング、夜は寝室で人間と一緒に寝ています。

雛の時からずっとなのです。

 

理由はアキクサパニック対応の為です。

私は鳥たちの些細な異変にすぐ起きれる体質なので、パニックが起こると直ぐ救出できる。

つまり、鳥たちが怪我をすることはないのです。

とは言え、もうすぐ3歳のハルと4歳になるチャチャはパニックから卒業して久しい。

最近は1Fと2Fのカゴの上げ下げが負担で仕方ない。

でも、万一があるので止める訳にもいかない。

 

そんなこんなで昨晩も2Fでアキクサ達と寝ていました。

 

そして前記事に書いたように産卵予定時刻の21時30分を迎えたのです。

室内の灯りはつけ遮光カバーを軽く掛け薄暗い状態でしたので確認すると・・・産んでいない。

まあ、過去の例から言えば21時~22時ですべて産卵していますので、あまり何度も見てもビックリするでしょうし、

申し訳ないので消灯して遮光カバー、防寒の為のブランケット等々を掛けて寝ることにしたのです。

 

なんとなく目が覚めた午前3時。

 

スマホの待ち受けの灯りを頼りにチャチャのカバーをそっとめくると、チャチャはカゴ内で大暴れ。

通常、チャチャはこんな暴れ方をしないのです。

嫌な予感がしたので直ぐに捕まえて腹部を触診すると卵がある。

産んでいないのです。

「まじかぁ、卵詰まり?」

 

とにかく、今できることはないのですぐカバーをして、布団に戻りました。

もう、そこからは寝れない。

 

昨日はエサも食べていた、糞も問題ない、嘔吐も無い。

いわゆる卵詰まりの症状は何一つ無かった。

 

前記事で書いたように目安は30時間以内だけど、通常、産卵は暗いうちに行う。

つまり、朝までに産めば大丈夫だけど・・・

今は午前3時、朝まで数時間しかない。

そもそも、チャチャとしては過去に産んだことのない時間帯。

 

朝一、鳥専門病院へ行くしかない。

 

そんなことをグルグル考えていたら寝ていた。

 

どんよりした気持ちで朝を迎え、いつものように遮光カバーを掛けたまま、アキクサ達のカゴを1Fへ下ろす途中、

お互いカバーで外は見えないけど、ハルは元気よくチャチャに呼び鳴きをしている。

チャチャは・・・ん?・・・返事をしている。

いつもはめんどくさそうに鳴くのだけど、今日は元気に何度も鳴いている。

卵詰まりの鳥の反応ではない。

 

もしや・・・・

 

1Fでカバーを取ると↓

 

 

産んでた (^-^)

 

いつもは2.8g~3gだけど、本日の卵は3.3g

少し大きい。

 

昨晩、産まなかった原因はなんだろ?

 

一つ考えられるのは、放鳥を中止したこと。

 

過去の産卵では回数や時間を減らしはしたけど、体内に卵があっても放鳥はしていたのです。

ところが昨日は完全に放鳥を中止した。

当家の鳥たちは日頃から長時間放鳥をしているので、カゴに1日中入ってたのは生まれて初めてでした。

そのことで、活性が落ちたというか、バランスが崩れたのかもしれない。

 

まあ、無事産卵してくれたので良いのですが。。。

 

本日のチャチャは体も軽くいつものように元気に過ごしています↓

(先ほど撮影)

 

 

緊迫のお話しでした。