以前からお話ししていますが、私にとって鳥たちは家族ではありません。
愛玩動物でもない。
儚く生きている宝物。
カゴの中で出してくれるのをずっと待っている。
だから、徹底的に放鳥をする。
1年365日、午前中放鳥(2時間)は義務。
水、木、日曜日は午前放鳥にプラスして午後放鳥、夕方放鳥、夜放鳥を行う。
リビングそのものが鳥カゴ化しています。
その他の曜日は午前放鳥、夕方放鳥、夜放鳥だけなので4時間程度しか放鳥時間は提供できない。
鳥の為に仕事の時間を変えています。
家人には専業主婦をしてもらっていますので、常に誰かが自宅にいます。
お金持ちではないのですよ。
翼のある者を出来るだけ自由にさせる為です。
しかし、放鳥時は完全無視。
まあ、アキクサインコはそういう鳥なので変に構うとストレスになるのです。
たまに飛んで来てお話をしてくれるだけで良いのです。
文鳥のシルバはベタ馴れなので、そっと手に包んでカキカキをします。
とは言え3羽の鳥たちに異変がないか、放鳥時にチェックをしています。
もう3か月になりますが、ある日、文鳥のシルバの呼吸音に異変がありました。
私の見立ては甲状腺腫の初期症状。
記事にもしていますが、すぐさまヨードの増量で症状は消滅、もちろん今も問題なしです。
小さな異変を早期に感知することで、病院へ行く前に治すのです。
だから、大きなストレスになる病院へは健康診断を含めて行かない。
もちろん、手に負えない病気の兆候があれば鳥専門病院へ行くのですが、そんな状況にならないので結局行かない。
何自慢?と言われるかもですが、愛鳥を家族って言う鳥飼さんって多いじゃないですか?
でも、なんか違和感があるのです。
結局、愛玩動物じゃないかって。
すべての鳥飼さんを敵に回したい訳ではありませんよ。
前記事の例を言えば、鳥は何も悪くない、鳥は寒いとはしゃべれない。
飼い主がもっと目線を落とし、鳥の事を分かっていれば多分死ななかった。
本人が悲しいとコメントをしていましたが、それは違う。
家族っていう表現は大切だという意味なのは分かっていますよ。
他にも飼い主から見て絆みたいなものを求めて言っているのかもしれない。
でも、ロストを含め、どんどん死んでいく鳥たちの情報を目にするたびに悲しくなる。
もちろん、大部分はしっかりとした飼い主さんで愛鳥を守っている。
しかし、残念なことに一方的な癒しのみを求めている方がいるのは事実です。
まあ、家族っていう言い方は結構ですよ、偉そうに許可する立場にないし・・・
でも、せめて、生後3か月の赤ちゃん並みで飛ぶ家族ですという言い方にしませんか?
そうすると、随分、手のかかる、ほっとけない存在になると思うのです。
鳥は病を隠すので急変するって言うじゃないですか。
個人的には信じていないし、言い訳に聞こえる。
絶対、小さなシグナルを出しているのです。
糞はもちろん、体重は?仕草は?何か違和感はないか?
いつものように飛んでいるか?
出せ出せコールをするか?
鳴き声は?
もちろん、日中は鳥だけになるご家庭では無理!となるかも知れません。
でもね、手のかかる弱い生き物を迎えたことを再認識してほしい。
ある方のブログを拝見すると鳥たちの為に24時間エアコンを稼働させているので、
ちょっとした家賃並みの電気量を払っている。
正義です 笑
今の時期、25度管理をしているとそうなると思います。
当家は18~20度管理ですし、ファンヒーターを点けたり消したりですので高額な光熱費は掛かりません。
ただ、たまに無人になる時間もあります。
1~2時間程度ですが・・・・
その場合はファンヒーターを消すので、ひよこ電球が頼りです。
でもね、生後3か月の赤ちゃん並みなのでバックアップがあります。
カゴ内温度は地球の裏に居ても、ネットがあればアプリで確認できます。
万一、外出時間が伸びて、突然、強烈な寒気が襲来して、室内温度が18度から0度になるというハリウッド映画のような事が起きたら・・・
カバーをしていないので、ひよこ電球では保温できないけど・・・大丈夫です。
鳥たちは守ります。
同じくスマホアプリからエアコンを稼働させ室温を速攻上げます。
室内が暗ければ明るくします。
なんならTVを点けて騒がしくできる。
当家のエアコンは20年前の物です。
数年前に記事にしていますが、今の世の中、ネット環境(wifi)さえあれば、古い家電(リモコン付属)でも
スマホで遠隔操作できるのです。
費用は数千円程度です。
当家はロスト対策にしても、今の時期の防寒対策にしても、何重ものバックアップをしています。
家族・・・って思うのなら、少なくとも、飼い主の一方的な過失で命を奪うのはダメです。
信じて待って待って凍えて死んで行く気持ちを想像して下さい。
守るということを実践してください、大きなお世話ですが。。
以前紹介したスマホで家電を操作できる記事はこちらです。