ダークサイド |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

 

ダークサイドとは人間や社会の醜悪な側面、暗黒面とも言われている。

 

当家で暮らす者の中で最近ダークサイドに落ちている者がいる。

その者の名はアキクサインコのハル。

 

放鳥時間になると、奴の待つキッチンへ向かう。

 

 

暗黒面へ向かうハルを心配してチャチャも行くが・・・・

 

 

ハルを止めることは出来ない。

 

写真というものは適正露出になるように撮影される。

つまり、実際の明るさとは乖離している場合があるのだ。

 

照明が点いていないキッチンは薄暗くダークサイドの入り口なのだ。

 

実際の明るさはこんな感じだ↓

 

 

これでは人間的に奴の姿が見えないので、補正した画像がこちら↓

 

 

壁との距離を詰めていくと、奴が姿を現す。

 

ダークハル

「今日も来たな、お前のフォースは強大だ」

 

ハル

「ハイ」

 

ダークハル

「この家の奴らにお前の力を見せてやれ」

 

ハル

「ハイ」

 

ダークハル

「大好きなオーツ麦と麻の実だけの食事に変えさせろ」

 

ハル

「でち」

 

ダークハル

「お前なら出来る!!!」

 

ハル

「でちでち」

 

こうして、毎日、毎日、1時間ほどハルはダークサイドに落ちている。

もう1週間になる。

 

体調が悪い訳ではないのだ。