発情終了 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

アキクサインコのチャチャ姉さんが最後に無精卵を生んだのは3/15。

今季は4回の産卵でした。

 

先週(5/22)の空腹時体重は44.2g

そして、本日の空腹時体重は43.5g

 

チャチャの場合、仕草よりも体重減少で発情が終わったことを推測できます。

ちなみに、昨年より1か月遅かった。

ただし、昨年は早めに発情をしたので、期間としては同等です。

 

これから夏にかけて、体重は43g~44gを推移します。

 

チャチャ「もう恋は終わったの」

 

前記事にも書いていますが、産卵直前だとMAXで49gを超えてきます。

年間で言うと7gもの増減をしているのです。

5月上旬には45gを超えていた体重が今では43.5g

何も知らない方が見れば、不安になるかも知れません。

しかし、これは極めて正常な状態なのです。

 

再三、お話ししているように慢性発情(継続発情)は大きな問題が出てきます。

生殖器官はもちろん、肝臓、腎臓等々、病を発症する確率が高くなります。

 

私の信念として、絶対に慢性的な発情はさせない!というのがあります。

例えば、ろう膜が変色して太ってしまってるけど、元気なのでいっか~って思っている方。

ただの肥満ならまだいいのですが、発情による体重増加が長期に続くと鳥たちは徐々にダメージを受けます。

そして、ある時、病を発症して・・・・ということになります。

 

慢性発情ってメチャクチャ怖いのです。

 

発情抑制の方法はいくつも紹介されています。

エサ、日照時間、発情対象、巣材、温度、ストレス・・・

 

ここからはいつもの話になりますが・・・・

当家がやっているのは温度管理だけです。

夏は28~30度、冬は18~20度(一時的には13度前後での放鳥もあります)

寒暖差を体験してもらうことで、チャチャの発情はコントロールできるのです。

エサは食べ放題、日照時間は一定(当家は長い)

産卵抑制という観点では一時的にストレスをあたえることもありますが、基本は自由に過ごしてもらっています。

 

結果、気温が急上昇してくると発情は止まるのです。

 

チャチャ「燃えるような恋は木枯らしが吹くころにね」

 

魚だって、鳥だって、昆虫さえも、季節を知るのは温度帯だと思っています。

体内時計に従って季節がわかるかも知れませんが、きっと弱い。

桜が咲くのだって気温の上昇の蓄積があるからです。

 

という、いつもの温度管理のお話しです。

参考までに・・・・

 

そうそう、チャチャっていつも目を細める・・・と言っても

良い目を細めるではない、シラ~っとした目なのです。

写真をとっても、8割方、これ↑

 

 

でも、たまに、キリッとした写真を偶然撮ることが出来るのです↓

 

 

チャチャ姉さん、3歳を超えても尚、透明感があって

まとまりのあるツヤツヤの羽、嘴の光沢は乙女のよう。

普通にしていれば、可愛いのに・・・(笑)

 

最後に

昨年もリンクを貼りましたが、鳥専門病院の発情についての記事があります。

よろしければ、こちらも参考にしてください→鳥類の発情を考える