昨日のアキクサインコたち空腹時体重は
チャチャ 44.2g
ハル 44.2g
やっと同じになった (^-^)
でも・・・いつも不機嫌なチャチャ姉さん↓
アキクサインコのチャチャとハルはルビノーのメス同士。
全長も全く同じの19cm
違いはというと・・・
チャチャが3歳、ハルが2歳。
そして、チャチャは発情状態で昨季、今季と無精卵を生んでいます。
夏は43g前後、秋口から44gを超えてMAXで49g(産卵直前)まで増量します。
ハルは未発情の産卵未経験。
年間を通して、43~44gをずっと維持。
そんなチャチャなので、先週までは空腹時体重45gを維持していましたが、
季節の進みとともに、体重低下がおこり44g程度になりました。
それでも、やはり多飲多尿状態が続いています。
ハルの糞はコロッとした乾燥糞なので、何処でされても平気なのですが、
チャチャの糞はふんだんに水分が含まれていますので、変なところでされると大変です。
ちなみに多飲多尿の定義を知っていますか?
糞の回りに1cm以上の水分が広がったり・・・
体重の20%以上の水を飲んだり・・・・
いろいろあるようですが、私は知りません。
まず、鳥種によって全然違いますし、同種でも個体差によって違います。
だから、無駄に多飲多尿を心配しても仕方ないと思っています。
でもね、一日で水入れ(一般的な四角い物)の半分以上を飲むのはマズい。
明らかな病的多飲です。
病的多飲はダメです!
一方の生理的多飲は問題ありません。
生理的多飲の代表例は発情です。
オスもメスも発情時は多飲になります。
また、少し違いますが・・・
ペレットが主食の場合や管理温度が高い場合も多飲傾向になります。
そして、注意しないといけない病的多飲の原因は多岐に渡ります。
腎臓、肝臓等の内臓疾患。
肥満、感染症、そして糖尿病。
糖尿病になってしまった場合、人間のように頻繁に血糖値を計ることが出来ません。
つまり、インスリンの投与が出来ませんので致命的です。
感染症や内臓疾患、肥満等々、ならない為の管理をすることは飼い主の義務だと思っています。
当家のチャチャ姉さんの多飲?についてお話しすると・・・
結構~~水を飲みます。
自分の水入れで飲んでいたかと思うと、ハルのカゴの水入れで飲んで、
PCの側で水分の多い糞をされると困ってしまいます。
おいおい、そんなので大丈夫なの?
という意見はごもっとも。
でもね、大丈夫です。
発情状態が続いているし、夕方以降、多飲が治まるからです。
重要なお話をしますね。
万一、病的な多飲の場合、
常に水を飲み続ける必要があります。
例えるなら、穴の開いたビニールプールに水を入れ続けるイメージです。
穴が開いているので、補給しなければ枯れてしまいます。
病的多飲も同じです。
何らかの病気になっているので、水を飲み続けなければ脱水状態になります。
飲水量も半端ないです。
チャチャの場合、夕方以降、就寝時(当家は遅く午後9時)まで餌は食べるのですが
多飲はしませんので、糞は固形化します。
要は日中限定の多飲なのです。
また、日中の多飲多尿の糞も必ず便が入っています。
分かり辛いですね(笑)
つまり、便が入っていない水分(尿)のみの排泄が続く場合は病的な可能性があるのです。
だから、多飲多尿?だけど、しっかり観察すると大丈夫だと判断できるのです。
ただ、病的はもちろんですが、生理的な多尿であっても過度な水分摂取は腎臓に負担をかけます。
場合によっては、改善策を講じる必要があります。
文鳥のシルバは本日もマスク運びをやっております。
シルバの水入れの水が半分以下になることがありますが・・・
彼にとって水入れはバスタブの役目もしますので仕方ありません(笑)
追伸
多飲多尿があるからと言って、水入れを一時的に撤去するのは厳禁です。
特に病的多飲の場合、病気で必要だから多飲をしています。
もし、それを止めると脱水症状をおこす可能性が高いのです。
もう一つ、私の記事は私見です。
飼育書なるものは一度も、表紙すら見たことがありません。
知識は鳥たちの観察で得られたものが多いので、参考程度にしてください。