見ざる聞かざる |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

鳥飼さんのブログを拝見していると、飼ったらダメな人のブログがごくたまにあります。

おいおいそれはアンタだという批判は受け付けませんよ(笑)

 

 

鳥飼年齢層って高めですよね。

それって理由があるんだと思います。

鳥は飛びます。

肩に止まっていたと思えば、数秒後には足元に居る。

例えば小鳥と同じ重量感のハムスターは飛ばない。

それなりに走ったりするけど、アキクサインコの走力には及ばない。

つまり、ハムスターの踏みつけ、逃走(ロスト)等々の事故が起こる可能性は低い。

 

相変わらず批判を恐れず言えば、

若い世帯(小さな子供さんがいる)は小鳥の踏みつけ、ロスト事故が起こる可能性が高い。

子供自身が加害者になるばかりではなく親も加害者になることもある。

ぐずった小さな子供に気を取られ、足元に居た文鳥を踏んでしまった。

文鳥は即死(実話)

 

当家には小さな子供は居ないけど、一番下の息子がSwitch(ゲーム)に夢中になりあわや踏みつけ事故を起こしそうになったのは、2~3年前。

結果、Switchはヤフオクで新しい持ち主の元へ。

文鳥のシルバの事故以来、当家の人間は意識が大きく変わりました。

私以外は鳥飼経験が無かったのですが、全員が本当の鳥飼になったと思っています。

すべては鳥が最優先、鳥たちを守るための行動を実践しています。

と言っても、難しいことではなく簡単なこと。

動作を起こす前に必ず鳥たちの居場所を確認する。

歩くとき、窓を開けるとき、ドアを開けるとき・・・

鳥たちの居場所を確認しなければ、動作を起こさない。

当たり前?

でも、それが出来ないから踏みつけやロストが起こる。

放鳥中だということを忘れて窓を開けた・・なんていうことは当家では絶対に起こらない。

分かり辛い例えをすれば、普通、服を着たまま風呂には入らない。

つまり、優先順位は絶対に守る。

 

若い世帯の話に戻れば、子供は小さいほど注意散漫。

小鳥に注意を払うのは難しい。

窓を開けたり、玩具を投げたり、走ったり。

だからこそ、飼い主(親)が小鳥を守らなければならないけど・・・

当然、人間の子供が最優先。

子供が危ないことをしている。突然、大泣きをしたetc

駆けつける親に鳥の存在は小さくなる・・・

 

またまたフォロワーを減らしたな(笑)

 

若い世帯の鳥飼さんを否定するつもりはありません。

そもそも、私には関係ない話。

当家の子供たちも小さい頃があった・・・

しかし、リスクがあったので、私は当時、鳥飼復帰をしなかった。

 

これまた、良くない方向に・・・行ってるので

 

若い世帯の中にも、しっかりルールを決めて、小鳥と暮らしている鳥飼さんも多いと思います。

 

でも、もし、若い世帯に係わらず鳥が飛んだり、足元に来たりすることを本質的に理解していない鳥飼さんは考えてほしい・・・

と言っても、理解できないから踏みつけやロストはなくならないのだけど。

 

話は大きく変わって・・・

 

ペットショップやホームセンターで売られている小鳥の雛。

どう見ても、供給過多に思えてしまう。

雛として売れず残ってしまった元雛はどうなるのか?

個人経営のショップならば、手乗りにして引き取られるケースは多いのかもしれない。

しかし、ホームセンターあたりは難しいと思う。

 

またまた変わって・・・

 

私は鉄腕DASHという番組を以前は見ていた。

同年代のおじさんが出ているし、自然をテーマにしたコーナーも多かったし・・・

でも、最近は見る気がしない。

その原因はコーナーの一つ「グリル厄介」

日本に定着した外来種を捕獲して食べてしまう。

 

外来種、外来種というけど、人間が居なければそんなことになっていない。

ペットが逃げた、業者が逃がした、育てきれなくなった、趣味の為に放流した(ブラックバス)etc

すべて人間の仕業。

脅威に晒される在来種は可哀そうではあるけど、外来種は望んで来た訳ではないし

定着するにしても、必死に生き抜いてきた結果。

漁業被害や農業被害を受けるのも人間、逃がしたのも人間。

外来種には何の責任も無い。

 

そもそも、外来種が厄介だから食べようという話は無理がある。

外来種でないイノシシすら食用需要は増えないのに。

 

厄介者のレッテルを貼られ、捕獲され殺されるのは外来種であっても、少しだけ食べるにしても公開虐待以外の何者でもない。

 

神奈川で言えば、ワカケホンセイインコ、アライグマ、タイワンリス等が定着している。

でも、上記の生き物をグリル厄介では紹介しないし、食べない。

食べれる食べれない以前に、ビジュアル的に可愛そうという批判が出るからだと思う。

 

カミツキガメやイグアナは見てくれが悪いから、放送しても批判されないよねって打算が透けて見える。

 

人間なんぞに翻弄され命まで奪われ無残に死んでいく無垢な動物たち。

 

それを言い出せば、自然界に存在しないアキクサインコのルビノーと暮らす私も共犯者。

 

だから出来ることは、他人様の鳥が事故で死のうがロストで死のうが、外来種が殺されようが、見ざる聞かざる(結局見てるけど)、今いる愛鳥を見て、鳥たちが安心して長生きできるように尽くすだけ。。。