QOL |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

アキクサインコのハルが嘔吐をして1週間が経ちました。

本日の空腹時体重は43.3gですので、嘔吐前の体重に戻りました。

40.8gまで低下した体重が戻るのに1週間。

 

 

小鳥の場合、悪化は一瞬ですが戻るのには多くの時間がかかります。

 

話は変わりますが・・・

当家の鳥飼いスタンスとして、健康診断には行かない、入院はしないというのがあります。

健康診断については、精度やリスクを考えてのこと。

入院については、自前で酸素室の構築や強制給餌を行うことが出来るので、投薬のみ鳥専門病院に頼るということです。

また、投薬についても、抗生物質はリスクが高い為、状況に応じて中止または変更等を獣医師に相談します。

 

この話はデリケートというか、難しい問題です。

 

いつもの私見になるのですが、

小鳥の場合、病気で入院すると亡くなる確率は飛躍的に高まります。

あくまでも私見というか、思い込みですよ。

多分、半数以上は亡くなると思います。

また、入院期間が長くなる(2週間~)とほとんどは亡くなると思っています。

 

なぜ、亡くなるのか?

それは、入院するほど重篤な状態であるから。

そして、小鳥は弱いから。

 

もちろん、そうなのです。

 

その他の要因はないのか?

多分、あると思うのです。

例えば、入院という慣れない環境で多くのストレスがかかった。

看護、投薬に不備があった。

ここは病院を信頼するしかないのですが・・・

 

でも、結局は大元の病気が主要因であることに変わりはありません。

 

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という言葉をご存じですか?

「生活の質」を示す概念ですが、重篤かつ慢性疾患の患者でも使われています。

平たく言えば、患者が満足した日常生活を送れるか。

 

当家の鳥たちに関しても、QOLは適合します。

 

だから、重篤な状態でも入院はしない。

でも、適切な治療や看護は行う。

 

そんなことを、ハルが嘔吐するたびに思っています。

ん?ハルは重篤じゃないし、嘔吐以降、元気ですよ。

 

でもね、ハルに限らず、入院するしないに限らず、日々の体重測定や糞の観察は

病院でのたまの健康診断より遥かに重要だと思うのです。

 

 

それがQOLを維持し高めることに繋がるのですから。