もう、消えてなくなりたい・・・
記事にする意味があるのか分からないけど、エリザベスカラーの話を少々。
昨日の出来事です。
当家の文鳥のシルバはクチバシがありません。
舌が常に外気に触れています。
その結果、外気に触れている部分は角質化して伸び続けています。
なので、10日~14日ごとに角質化した舌を切っています。
そうしないと、舌がどこかに挟まったり、羽繕いで酷使するため、深刻な問題を起こす可能性があるのです。
イメージ的には爪切りをする感じです。
シルバの事故から3年以上経っていますので、今までの舌切り回数は100回前後。
慣れっこの作業でしたが・・・・
昨日は深爪ならぬ、深舌をしてしまいました。
角質部分は血管が壊死していますので切って良いのですが、深舌をすると血管が通っているところを切るので
出血します。
一番気をつけないとならないことなのです。
言い訳をすれば、爪切りと違ってシルバは舌を常に出し入れするので難易度は高くなります。
もちろん、それは想定済みで対処していたのですが、昨日は舌が伸びた瞬間に切ってしまいました。
結論から言えば、大怪我ではありません。
ごく僅かに出血があるのみ。
数分後には出血も止まり、カゴに戻したのです。
過去にも2度ほど、微量の出血がありましたので今回も大丈夫だと思ったのですが・・・
5分ほどして、再度、カゴのシルバを確認すると、右足の上の羽毛が血だらけになっています。
慌てて詳しく確認すると、舌で羽繕いをした結果、舌の傷が拡大して出血しています。
血の気が引きました。
どうやって出血を止めるか?
病院?
舌では止血剤を使えるか分からない。
多分、病院では対処できない。
自分で対処するしかない。
傷自体は大きくないので、まずは羽繕いを止めなければならない。
もちろん、シルバは理解できないので、物理的に羽繕いを出来ないようにするしかない。
そして、エリザベスカラーを装着しました。
鳥専門病院で装着される一般的なエリザベスカラーは重すぎてフィンチ類には使えません。
インコ用のエリザベスカラーを体重の軽いシルバに装着すると、大きな負担になります。
例えるなら、人間の首に10kgの重りを巻くようなものなのです。
当家の場合は、クリアファイルを使ってエリザベスカラーを自作します。
クリアファイルの最大の利点は、重量負担がゼロに等しいということです。
飛ぶことも出来ますし、カラーの大きさを調整すれば、餌も食べ、水も飲めます。
(病院のエリザベスカラーをフィンチ類に装着すると、飛ぶことはおろか、立っているのもやっとです)
しかし、デメリットもあります。
クリアファイルは柔軟性が無いため、万一、カゴの隙間に挟まって暴れると、窒息する可能性があります。
なので、看護室で生活してもらい、常に人間が監視する必要があります。
私は昨日から24時間、シルバと一緒にいます。
夜は枕元に看護室を移動しました。
今日は仕事を休んでいます。
もうね、胃が痛くて、夜中に嘔吐してしまいました(泣)
肝心のシルバは・・・
普通に元気です、音痴な歌も唄っています。
昨日は強制給餌も考えましたが、シルバ自身が考え餌をとれるようになりました。
羽繕いをしない限り出血はしませんので、あとは舌先が角質化するのを待つだけなのですが・・・
鳥って、1日2時間の羽繕いをしていると言われています。
大きな精神的ストレスがシルバにかかっているはずなのです。
昨日は2度ほどエリザベスカラーを外し様子を見たのですが、羽繕いをした途端、出血をしていました。
なので、夕方から今の時間までは外していません。
はぁ~~申し訳ない。
クリアファイルのエリザベスカラーはリスクもあるのでお勧めしませんが、鳥の負担が減るのは事実です。
もう4年ほど前になりますが、エリザベスカラーの記事を書いていましたので、参考までにリンクを貼りますね。
エリザベスカラーの記事→こちら