昨日のハルの話です。
ルーチンの朝一の体重測定は異常なし。
しかし、夜間の間の糞が小さい。
もともと、小さめの糞をするのですが、いつもより小さい糞をしています。
糞を詳しく観察するも、内容的には問題なし。
カゴの中のハルをしばらく観察すると、マズい、呼吸障害が出ている。
呼吸をするたびに、右側のそのう付近を膨らませている。
そして、くしゃみの回数が少し多いようです。
呼吸困難とまでいかないけど、これは様子を見ていい症状ではありません。
鳥専門病院へ連絡したところ、昼からの予約に空きがあったので家人に行ってもらいました。
以前にお話ししましたが、当家が行っている病院は、当日予約の当日診察をしてくれます。
又、救急の場合は、すぐに診てくれます。
私は知らなかったのですが、鳥専門病院の中には予約なし診察はNGのところがあるようです。
既存の通院鳥の診察を大事にするということなのでしょうが、突然の怪我や病に対処してくれない
病院って、存在意義を見つけられない・・・私の勝手な意見ですが。
ハルの話に戻ると・・・
(私は仕事でした)
獣医師は異物の詰まりを疑ったようです。
何故なら、糞、そのうとも異常なし。
呼吸以外の問題が見当たらないのです。
異物が詰まっている可能性があるので鼻に水を通されてしまいました。
朝からの経過を追っても、チアノーゼが出ている訳でもなく、食欲、体重ともに問題なし。
私自身、ブログで発信しているように鳥たちの仕草は常に注意しています。
前触れもなく呼吸障害が突然出た感があるのです。
偉そうではあるけど、獣医師の見立てに納得しました。
レントゲンは撮らず、抗生物質の処方でハルは帰ってきました。
ちなみに、レントゲンについても、金属誤飲の症状が出ている訳でもないので
辛い保定をして撮る意味が無いと思っています。
万一、肺炎があっても、レントゲンを撮ったからと言って改善しません。
例えば、骨折や卵詰まり、内臓疾患による肥大等々であれば、必要性があると思っています。
そういえば、ここの獣医師は血液検査もしません。
急性時に血液を採るリスクと出来る対処を考えれば、この点も納得しています。
抗生物質が出たのは、細菌性の肺炎の可能性を疑っているのだと思います。
細菌性の肺炎を発症している場合や、詰まりや傷で炎症があるのなら抗生物質は有効です。
そして、獣医師が出来るのはここまでです。
1週間様子を見ましょうと。
獣医師が悪い訳ではありません。
人間だって、この薬で様子を見ましょうって言いますよね。
でも、鳥はしゃべることが出来ない、どこが痛いのか?どこが苦しいのか?
医療レベルも低すぎます。
薬も少ない、検査機器も少ない・・・
これは、鳥の命が儚く、商売にならないことが原因です。
鳥専門の高額な検査機器を作っても誰も購入できないのです。
結局、ここからはハル自身に頑張ってもらうしかないのです。
そんなハルですが、病院から帰宅後、症状は悪化していきました。
呼吸時のプチプチ音は酷くなり、呼吸と同時に体のゆれも出てきました。
日付は変わって、本日の午前2時。
状態を確認するため、ハルをカゴから出すと、呼吸音はキューキュー音とプチプチ音が混ざり
体の揺れも大きい。
ちゅらが亡くなる寸前と同じ状態です。
唯一の救いは体重減少なし、チアノーゼなしということだけ。
酸素室を準備する必要があります。
もしかしたら、朝まで持たないかも・・・
そんなことが頭をよぎりましたが、診察で疲れているでしょうし、夜中なので
そのまま、カゴへ戻したのです。
そして、先ほど午前8時。
いつものように2Fからカゴを1Fに下ろし、遮光カバーを取るとハルは止まり木に止まっています。
体重測定、糞等々、異常なし。
しばらく、様子を確認すると、正常?
プチプチ音やキューキュー音なし。
体の揺れ、呼吸時の膨らみなし。
食欲旺盛。
つい6時間前は瀕死に近い状態だったのに、とりあえず問題は見当たらない。
何だか、狐につままれた様です。
もちろん、良いことなのですよ。
昨日、いや、数時間前の症状はなんだったのか?
獣医師の見立て通り、何かが詰まっていて、呼吸を阻害していた?
その詰まりが取れた?
もちろん、これで安心は出来ません。
急速に回復することがあれば、急速に悪化することもある。
くしゃみも通常より多い状態が続いています。
重点的に観察しなければなりません。
↓先ほどの撮影です。
目の輝きもしっかりして、お気に入りのタワーファンで遊んでいます。
食欲も全く問題なしです。