鳥の薬の話 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

連日のハルの話です。

 

先日の連続嘔吐で病院へ行った際、薬が出ました。

 

 

↑久しぶりのチャチャ姉さん

いつも鋭い目つきなのですが、撮影時はたまたま、まん丸で可愛い(笑)

 

突然ですが、愛鳥へ薬が出た場合、内容の説明を求めますか?

 

例えば、

 

どういう薬ですか?

副作用はないですか?

薬の名前を教えてください?とか

 

それとも、

 

獣医師が判断して出すのだから、何も聞かず、言われた通りに飲ませますか?

 

当家のかかりつけの鳥専門病院は、通常、薬名まで書きません。

強肝剤、抗生剤、ビタミン剤、胃粘膜保護剤・・・等々、に丸を付けて処方されます。

でもね、私は一歩踏み込んで、薬名も書いてもらいます。

だって、何を飲ませているか気になるじゃないですか。

私自身なら気にしないのだけど、小さい鳥に処方される薬は気になる。

事と場合によっては、次回、薬の内容を変えてもらうこともあります。

 

今回、処方された薬は3種類の混合↓

 

プリンペラン

弱った胃腸の運動を活発にして、食べ物を胃から腸へ送り出すのを助けます。そうすることで、吐き気や嘔吐、食欲不振や膨満感、胸やけなどの症状を改善します。慢性胃炎に適用するほか、吐き気止めとして広く処方されています。

 

セルベックス

胃の粘膜を丈夫にします。そして、胃酸に対する抵抗力を高め、胃炎や胃潰瘍の治りをよくします。また、鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを予防します。

アランタ

アランタには2種類の有効成分が配合されます。胃酸を中和する制酸薬の“メタケイ酸アルミン酸マグネシウム”と、胃の粘膜を保護する“アルジオキサ”です。これらがいっしょに作用することで、効果が高まります。

 

ハルの症状から、吐き気止めとしてのプリンペラン、胃粘膜の保護剤としてセルベックス、アランタが処方されています。

 

ご存じない方も多いかも知れませんが、鳥専門病院でも動物病院でも処方される薬って、鳥専用ではありません。

というか、鳥専用の薬って存在しません、多分。

基本は人間用の薬を薄めて使っています。

だから、ネットで調べればどういう薬かすぐ分かるのです。

 

でもね、診察時にはこんなことは調べる訳にはいきませんし、ウダウダ言っているとウザい飼い主になってしまうので薬品名だけ書いてもらい帰って調べます。

ほとんどは出ませんが、薬には大なり小なり副作用の可能性があります、

鳥に与えることで、何か悪い変化がないか?そこは押さえたいのです。

 

もう1点、質問します。

 

処方された薬が2週間分なら、必ず2週間飲ませますか?

 

私は飲ませません。

ただし、抗生剤や抗真菌剤の場合は、対象となる細菌や真菌が悪さをしていますので、飲ませる可能性が高いです。

でも、抗生剤や抗真菌剤はリスクも高いので状態に応じて、通院間隔を短くして再検査を行うことも視野に入れます。

 

ハルの場合、2週間分の投薬でしたが、嘔吐は速攻で止まりましたので、4日間の投薬で止めました。

 

 

だって、ブルーになるし↑

それに、悪い細菌や真菌は保有していないので、抗生剤は入っていないのです。

 

そうそう、私ね、鳥に処方された薬は毒味をします。

もともと、人間の薬だし、薄いので多分、問題ありません。

 

今回の薬は・・・栄養ドリンクから甘味を抜いた感じです。

要は少し苦い。

そりゃあ~ブルーになるわ、だから止めました(笑)

もちろん、本当は症状が治まったからですよ。

ただし、ぶり返す可能性もあるので、あと10日間ほどは冷蔵庫で保管します。

 

こういう話が何かの参考になるかは分かりません。

でもね、愛鳥に何の薬が処方されているかは知っていた方が良いと思うのです。

おおきなお世話・・・?

 

本日もハルは元気、元気

近いな (-"-)