アキクサインコのお迎え価格(販売価格) |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家にアキクサインコ(ルビノー)の雛を迎えて、2週間になりました。

 

 

当初は毛が開いている面積も少なく、まだまだ赤ちゃんでした。

 

そんな、雛も今では立派な若鳥です。

少しずつ鳴くことができるようになり、チャチャの呼び鳴きに応える場面も増えてきました。

 

 

チャチャなら、きっと雛を大切にしてくれるという裏付けのない自信を持っていたのですが

自信は確信に変わり、今では仲良しです。

正確には、チャチャが一方的に雛のことを好きなのです。

もちろん、雛もチャチャのことを仲間だと認識していますので、良い関係が続いています。

 

 

今朝の放鳥では洗濯ハンガーに止まっている雛に対して、飛ぶことを促すように何度も、

何度も声をかけて、自ら飛んで見せていました。

 

本題に入りますと、多くのアキクサ飼いの方々にブログをご覧いただいています。

もちろん、アキクサインコを飼っていないけど、興味がある方々も多いと思います。

そこで、ベールに包まれている? アキクサインコ(ルビノー)の販売価格を語ってみたいと思います。

 

アキクサインコ(ルビノー)は小型インコでは唯一ピンク色が強い鳥です。

それ故、ノーマルに比べるとアキクサインコの中では人気のカラーなのです。

しかし、種として歴史が浅いため、弱い個体の比率が高いのです。

詳しくは過去記事に書いています→アキクサインコは弱い

 

時間は掛かると思いますが、成熟が進めば早期に亡くなる個体も減ってくると思います。

ちなみに、先天的な異常を持っている場合、生まれて~1年以内に問題が出てきます。

一番多い症例は、けいれん発作、次は視力異常です。

肝臓やその他、内蔵肥大で重篤な状態になってしまうのです。

ちゅらがそうなったからと言う訳ではなく、アキクサ飼いさんやweb上の情報、ブリーダーさんや獣医師からの聞き取りに基づいています。

もちろん、チャチャのように強い個体もいますので、あくまでも比率の問題です。

話が脱線しましたが、今のルビノー(赤目)はそういう危うさを持っているのです。

 

テンションが下がってしまいましたが、アキクサインコ(ルビノー)の販売価格を公表します。

ちなみに首都圏での販売価格になります。

首都圏以外では少し価格が下がります。

 

ブリーダーさんからの直販では

20000円~30000円が相場です。

20000円前後ですと安いという判断で大丈夫です。

 

ペットショップでは

30000円~45000円が相場です。

 

中には65000円の価格を提示していたところもありました(高すぎ!)

 

ルチノーに関してはルビノーとほぼ同じ価格です。

ローズは上記価格より10000円~15000円程度低くなります。

 

話がまた脱線しますが、ペットショップの場合、いろいろな雛が入ってきますし、

先住の成鳥もいます。正直、怖いと思っています。

様々な雛の中には病気を持っている可能性が否定できないのです。

詳しくはこちらに書いています→PBFDは何処から

 

2週間前、雛を迎えてすぐチャチャと対面させた記事をご覧になって違和感を覚えた方もいると思います。健康診断はどうしたの?と

 

理由なのですが・・・・

当家の雛はブリーダーさんから直接迎えました。

閉鎖的な空間で繁殖をさせているので、健康だということを前提としているのです。

そもそも、健康でなければ雛は生まれないと思っています。

 

そして、私は鳥専門病院の健康診断にリスクを感じるのです。

鳥専門病院では当然、さまざまなウイルスや細菌を抱えた鳥たちが治療にやってきます。

人間の話をすれば、コロナ禍で病院へ行く方々が減っているのです。

実際、院内感染を引き起こして、大きな問題になった病院もあります。

鳥だって院内感染は起こるはずです。

それに、健康診断ではもっとも怖い、PBFDやBFD等のウイルスは調べることができません。

もちろん、PCR検査を行えば後日結果を知ることはできますが、総じて医療体制が粗末なため、

健康診断では細菌系のごく一部しか確認できないのです。

以前も記事にしていますが、獣医師が悪い訳ではないのです。犬猫に比べて

商売になりにくい(薬、医療機器の開発、製造)ことや、鳥自身が弱いことが問題なのです。

これは改善できる事柄ではありません。

 

だから、私はリスクを避けるため、健康診断にはいきたくないのです。

そのために、できる限りの知識を蓄え、獣医師と話をして、病気に備えようというスタンスなのです。

そして、鳥たちに何かの兆候があれば治療のために病院へ行きます。

 

お迎え価格(販売価格)に話を戻すと、静岡方面の雛の値段が安くなっています。

首都圏では需要過多ですが、中部圏というか、微妙な位置の静岡は供給が過剰気味なのです。

それと、何故か静岡県内はアキクサインコのブリーダーさんが多い気がします。

首都圏のペットショップの販売表示では静岡産というのをよく見かけます。

 

当家では、ちゅらとチャチャは静岡県内のブリーダーさんからのお迎えでした。

そして、新しい雛も別の静岡県内のブリーダーさんからのお迎えです。

ちなみに当家の雛のお迎え価格は15000円以下でした。

行きは在来線に乗って、帰りは新幹線を使って帰ってきました。

 

アキクサインコのルビノーをお迎えする場合、雛のうちは大きな違いがありません。

結局、販売者それぞれの事情で、大きく価格が違ってきます。

もし、アキクサインコをお迎えするのなら、比較的管理の行き届いたブリーダーさんをお勧めします。

 

追伸

アキクサインコのルビノーのオスはそこそこ?珍しいので、明らかにオスである場合は

高めの値段設定をする方もみえます。

 

 

 

長文をご覧いただきありがとうございました。