本日の記事と写真は一切関係ありません。
相変わらず絶好調なアキクサインコのチャチャの飛行シーンを
今日も撮影したので載せてみました。
昨年、話題になった東京、神奈川で野生化しているワカケホンセイインコの記事を見ていて
ふと、思ったのです。
鳥飼いとしては、人間の仕業なので仮に人間が被害を被っても仕方ないというか、
ワカケホンセイインコに罪はないので、駆除なんかできない。
こんなことを書くと、近隣住民の気持ちになれ!みたいなことを言われるかもしれないので、
この話題はここまでにします。
ワカケホンセイインコは繁殖して生きているけど、他の逃げた鳥はどうなの?
何度も記事にしていますが、大部分は亡くなるはずです。
中には、奇跡的に飼い主のところへもどったり、保護されたり・・・・
戻った鳥はすごくラッキーで、飼い主もその後は注意するはずなので、
幸せな時間を過ごせるのかもしれません。
しかし、保護された鳥のその後は?
飼い主が見つからないとどうなるの?
拾い主が飼えれば良いのだろうけど
誰も飼うことが出来なければ?
コンタクトをとれば、TSUBASAさんのようなNPO法人が保護してくれるのかな?
でも、鳥に興味がない人間が拾った場合、というか
そもそも、拾わない(保護しない)な。
鳥は飛べるから何とかなるっしょ、みたいな。
だってね、TSUBASAさんの保護事例を見ていると
もう飼えないので逃がす予定です、みたいな話がいくつも出てくるのです。
逃げた、ではなく逃がすのです!!
ただ、この話には余談というか、理由があります。
ほとんどの事例では、飼い主が高齢のため亡くなったり、入院したりして
鳥に興味のない家族や近隣住民が世話をしていたのだけど
、もう無理なんで逃がします、みたいな感じです。
なかには、放置して死ぬのを待っていたのを見かねた関係のない
人がTSUBASAさんへ通報した事例もありました。
鳥飼いから言わせれば、ちょちょっと待てよとなりますが、
中型のインコや数十羽のセキセイインコを引き取れません(私は)
TSUBASAさんのような団体が、受け皿になってくれていることに
感謝しなければならないと思っています。
しかし、鳥飼いの中では有名なTSUBASAさんも、一般人には全くの無名。
飼っていた家族が亡くなったので逃がしました、みたいな事例は頻繁にあるんだろうな
と思ってしまいました。
そこで、そこのあなた。
もし、あなたが亡くなったら、鳥の世話をしてくれる人がいますか?
中型~大型のオウムやインコは20年~100年以上も生きるものがいます。
犬や猫よりはるかに長生きです。
当家のアキクサインコの場合、現実的な寿命は8~10年程度です。
文鳥のシルバも同じような寿命です。
私は迎える際、寿命を調べ10年後を想像して迎えました。
万一、私が明日、死んでも家族全員が鳥好きなので、ちゃんと世話をしてくれます、多分。
いくら人生100年だといっても、60歳をこえて中型~大型のオウムやインコを
飼いだすのは問題があると思うのです。
五百歩譲って夫婦ならまだしも、独り身で飼うのは・・・・
もちろん、独り身で鳥を飼うのが悪いという話ではありませんよ。
明らかに、鳥よりも自分の方が早く死ぬのに、飼うのはおかしいという話なのです。
話が乱暴かな?
でもね、考えればわかる話です。
その他にも、転勤や近所トラブル(鳴き声)で飼えなくなったとか、
中型~大型のインコやオウムは鳴き声が大きいのは当たり前。
転勤で飼えない?
もし私なら、飼えないなら仕事を変えます。
命じゃん、家族でしょ。
まあ、まだ外に放さないだけ良いのかもしれないけど。
なんだか、イライラしてしまう。