羽のちから |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

前回の記事の写真をよくよく見ると

シルバの初列風切羽の6番が左右短くなっています。

 

 

拡大するとボケていますが、外から数えて4枚目の羽根です。

ちなみに、文鳥の初列風切は9枚あります。

数え方としては内側から1番、2番・・・一番外が9番と数えます。

 

初列風切は、尾の短い文鳥において最長を誇ります。

大きな推進力や揚力を発生させます。

初列風切は重要な羽ですので、換羽で一気に抜けることは

ありません。通常は換羽を挟んで、長い時間をかけて生え変わります。

 

この写真を撮影する3~5日前に左右の6番(古い羽)が相次いで抜けたのですが

今にして思えば、新しい6番が育ってきたので抜けたということなのです。

 

なんでもないことに思えますが、

ほぼ同時期に左右対称に抜けるってすごくないですか?

それも同じ長さで、バックアップ(新しい羽)が育つって・・・

神秘というか、すごいな~っと感動した次第です。

 

 

ちなみに、これは先ほど撮った写真です↑

6番の初列が伸びてきているのが分かります。

あと3~4日で完全に伸びきると思います。

 

そして、もう一方のアキクサインコのちゅらは・・・・

 

 

以前に比べると、少し飛べるようになってきましたが、

やはり炎症の後遺症か完全に治っていないのか・・・

いずれにしても、まだ時間がかかりそうです。