神様は信じない |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

何度もお話ししているように

シルバにはクチバシがありません。

 

私たちの不注意でシルバのクチバシを奪ってしまいました。

 

事故後、強制給餌を行い、いのちを繋いだのですが

シルバは体力的かつ精神的に弱ってしまいました。

 

ところが、ある時を境に自分で餌を食べるれるようになり、

普通の文鳥と変わらない日常を過ごすまで復活しました。

 

弱々しく飛んでいたシルバは

今では高速で飛行します。

 

 

↑これは、私の手から飛び立った(ジャンプした)直後です。

この後、翼を広げて高速飛行を行います。

彼は向かう先を見つめて瞬時に体制を整えるのです。

 

 

今のシルバのクチバシは上が完全脱落(再生不可能)、

下は左側が完全脱落(再生不可能)、下の右側の土台が辛うじて残っています。

残っていても、餌を食べることは出来ないのですが、

シルバは舌と土台を使って掘るようにして餌を食べています。

 

シルバの舌なのですが・・・・

クチバシがないので露出しています。

そして、外気にふれている部分は、角質化(神経、血管とも壊死)

して爪の様になっています。

その舌を土台部分に添えて、クチバシの代わりにしているのです。

羽繕いも土台と舌を使っています。

怒ってつつくときも、舌を使っています。

クチバシの代わりに角質化した舌を使うので、舌は変形して、

時には先端が裂けてしまいます。

 

その舌なのですが、以前にもお話ししたように

伸び続けているのです。

 

舌は多分、筋肉組織なので伸びること自体、ありえません。

獣医師の診断でも、ありえないと言われました。

 

しかし、10~14日ごとに伸びた舌を私が切っていますので

本当に、伸びているのです。

今まで、合算すると4~5cmほど切っています。

当初は、外気に触れて水分がなくなって干物のような状態なので、

長く見えるだけかな?と思っていましたが、

違いました。

 

ちなみに、切ることによって裂けたり、傷んだりした先端は

綺麗になります。

欠けた爪を切るのと同じ感じです。

血管も神経もないので当然、痛みはないはずです。

切る瞬間も、後も、シルバはノーリアクションです。

 

私は神様と相性が良くないので、神様を信じていません。

 

でも、神様に感謝しています。

 

シルバを助けていただき、ありがとうございました。

 

これからも、シルバを見守ってください。

 

お願いします。