呼吸困難 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

気管支を広げる薬に一縷の望みを残して、サスケを見守りましたが

 

一向に改善はせず、年が明けた1/2の夜

 

カゴを覗くと相変わらず、開口呼吸をして羽を膨らせていますが

羽が落ちています

 

羽が落ちるという表現が正しいのか分からないのですが

ちょっと脱力気味に両方の翼が下がっているという意味です

 

そして、食欲はありません

 

チアノーゼ(くちばし、足が赤紫)

羽を膨らませる

開口呼吸

プチプチ音

動かない

 

すべての悪い症状が出ています。

 

加温、加湿は徹底していますが、手の中で温めれば少しは

体力の消耗が減らせるかも?

 

そんなことを思い、サスケをカゴから出そうとしますが

すごい力で止まり木に止まっていました。

 

まるで、残った力で止まることをやっているように・・・・

ここから落ちたら、もう死ぬのだ

そう感じているのかもしれない

 

たまらず、両手でサスケを包みますが

10秒もせず、隙間から出てしまいました。

 

しかし

30cm飛ぶのがやっと。

もう力が残っていないのです。

 

1/2の夜ですので

すぐ近くでやっている動物病院はありません。

 

幸い道は空いているので、少し足を延ばせば

救急対応の病院はありますが、普通の動物病院では

多分、対応ができないハズ

 

この期に及んで初めて後悔しました。

 

連れてこなければよかったと

 

もし、当家でなければ

こんな苦しい思いはしなかったかもと