Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

 

ハル

「これから話すことは事実なのでちゅ」

「ワタチとチャチャは監禁されたのでちゅ」

 

飼い主

「まあ、監禁と言うか、虐待?」

 

ハル

「チャチャは逃走したでちゅ」

 

アキクサインコって昼行性ではあるけど、暗闇に強いのです。

同じオーストラリア系のセキセイインコと比べると目が大きい。

これってね、集光力が大きくなるので、より暗闇に強いのです。

ほら、夜行性の動物って目が大きいでしょ、あれも大きな集光力を身につける為、進化したのです。

深海魚の目が大きいのも同じ理由です。

 

文鳥のシルバ君は目が異常に小さい訳ではないけど、暗闇では1mmも動かない。

視力の問題なのか性格の問題かは分かりません。

 

そんなアキクサインコを真っ暗なコタツに入れてみたのです。

過去に入れたこともあるし、暴れる訳でもない。

まあ、虐待案件かもしれないけど・・・

ん~~興味本位で・・・申し訳ない。

 

もちろん、何か所もすり抜ける逃げ道を作っているので、チャチャは直ぐに出てきました。

怖がっている様子はなく不思議な顔をしていました。

 

だよね~

でもね、出てきた瞬間の顔が良いのです。

少しびっくりしたような顔でトコトコ歩いて、「何だったの?」みたいな感じです。

 

やっぱり虐待?

 

あっ、言い訳をすれば、ほら、コタツって暖かいでしょ。

喜ぶかな?と思って、逃げ道も作ってるし、自分で脱出できるから・・・

ちょっとくらい良いかな~っと思って・・・・

 

そんなことを考えていると、1羽いない。

アキクサインコのハルがいない!!!

消えた?

 

違う。

 

コタツに入れたのに出てこない。

 

慌ててコタツをのぞき込むと、ヒーターの下で仁王立ちしとる。

 

捕まえてテーブルに乗せると、なんかスリムになっとる。

真夏の室温35度超えの体型になっとる。

 

 

真っ暗闇の中で放置されても、いいんか?

出れるのに何故出ない。

 

 

ハル

「ワタチは気持ちよかったのだ、だから出なかったのだ」

 

 

飼い主

「ハルはそういうインコだよね、何事も好奇心や利益優先というか、勇敢と言うか」

 

その後は、超珍しい水浴びをしていたハル。

 

 

ハル

「何を見てるんでちゅか?」

「勝手に撮ってはダメでちゅよ」

 

 

今日の体感寒暖差は20度以上。

(コタツは余分だったけど)

少し弱い個体ではあるけど、なるべく寒暖差は体験させています。

通常は18度~23度くらいかな?

アキクサインコの就寝前放鳥時は真冬だと12度~23度くらい。

経験から言えば、就寝時は20度~23度くらいはほしい。

何故なら運動量が低下するから。

朝や昼は様子を見つつ、18度~の管理をしています。

真冬の12度と言うのは就寝直前の30分放鳥の時だけです。

 

まあ、結構ね、寒暖差を体感してもらっています。

 

これもすべて健康のため。

(私見です)

 

過去に散々書いていますが、25度管理が悪い訳ではない。

飼い主それぞれの考えがあるでしょうし、病鳥や老鳥はそれなりの温度帯が必要です。

当家のシルバ君は高齢ですので、昼間は21度前後、夜間は25度前後の保温をしています。

 

参考までに