とびたくんが行く 2017 in パリ ① | 飛田恭志の『かゆいとこないです』

飛田恭志の『かゆいとこないです』

『向き・不向きより、前向き』

下町の理容師の日常をつづっていきます。

さて。
ちょっとチームや選手の報告とは離れまして、完全に私目線でお送りいたしますよ
!(^^)!
お茶の間の奥様方も、私と一緒にパリの街を散策している雰囲気でお楽しみ下さいね
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!

 

そもそもなのですが、会場の入り口はこんな感じです。

 

もちろんホテルに居ても「海外に来ている感」はあるのですが、基本は部屋にこもっているのでそれほど感じません。
しかし大会当日になり、会場の入り口にあふれかえっている多種多様の人たちをみると、

 

「ああ~海外に来てんだなあ~」

と感じてしまいます。

実はこの感覚、選手の時はあまり感じませんでした。

何でですかね?
「周りなんかどうでもいい」
「それどころではない」

ということでしょうかね。


さて。『見本市をみれば業界のトレンドがみえる』ということでございまして(^^)

それでは恒例ではありますが、今回は会場に併設された見本市をご案内しましょうかね。


まず目につくのはいわゆる「BARBER スタイル」な提案のブースですね。

 

私の現役時代には全く目にしなかった『メンズターゲットのブース』

 

これは三年前から増え始め、今回最大を感じましたね。

 

 

レディーストレンドのサイクルはとても早いですが、特にメンズトレンドは「ロングテール」なんて言われ、一回流行っちまえば息が長いですからね。

 

もうその限りではないと思いますが「トレンドは欧米から始まる」と仮定すれば、もう少しの期間、日本もBARBERな感じでイケるのではないでしょうか。

 

 

私のブログ内でもちょこちょこ書いてはおりますが、シェービングのブースがいくつもいくつもあるのです。
多くの民族や人種を扱わなければならないことや
そもそものヒゲの濃さもあるのでしょうけど、海外でのオーソドックスなBARBERでは
カット4000(円)

シェーブ4000円

+税
+チップ
で、だいたい一万円いただくそうです。
 

もちろんメリットも大いにありますけど、長きにわたりメニュー構造を鑑みなかった総合調髪の代償は結構デカいかもしれませんね。

 

 

もちろんわれらがタカラベルモントは、OMCのメインスポンサー(`・ω・´)b

 

 

日本ではあまり見ない感じの欧米向けのシャンプーシステム等があり、とても楽しいです。
しかも、ずっと吉川社長が御自らブースに立たれているので、なんだかお得です(笑)

 

 

あとはですね、タカラ以外の日本の会社というか、パナソニックをみたのは初めてかもしれません。

バリカンを売っていましたね。


現在、世界を席巻しているであろうバリカンメーカー『WAHL』とどのような住み分けを狙っているのか気になりますので、今度行ったときにまた出店していて、お話しできるスタッフがいたらお話ししたいですね。

 

あとはですね。日本ではあまり見ませんが、海外ではめっちゃ多いのがこれ

タペストリー屋さん。
これが意外に高いのなんのって。

まあ、それぞれかなりカッコいいんですけどね。
ヘアスタイルのオーダーで「これにしてください」とか言われたらどうすんだろ?って感じです。

 

あと、レディースヘアのデモンストレーションが今年から少し復活してきましたね。

 

最近、縮小傾向と思われちょっと寂しかったシュワルツコフも大きく出してました。

 

あとは相変わらず築地卸売市場のように並んだまつ毛やさん。


パーマしているのか増やしてるのかはわかりませんでしたが
50メートルくらいの長距離にわたり寝転がっています。

男性には全く謎ですね。

 

ちなみに私は天然パーマですので、当然、まつ毛もナチュラルボーンでパーマです。

気持ち悪いですね。

 

エステティックのデモンストレーションも、昨今では珍しかったかもしれません。
しかし、手技は下手そうでしたし、なんかアッチのスキンケア商材って日本人には『パワフル』すぎる感じがします。
今度行ったときは、素っ裸でモデルに立候補し、白人の女性デモンストレーターさんにヌルヌルにしてもらおうかと思います。

 

あとはやはり出ました( ˘•ω•˘ )
カミソリという名前の

ハサミメーカー

( ゚Д゚)!
 

もうなんだかわかりませんね。
しかもかなりデコラティブ。

大事な刃の部分がちゃんとしていればいいとは思いますけどね。
小林幸子さんがデザイナーなのでしょうか?

購入の暁には「やたらめったら派手な鼻毛切り」としてサロンで活躍するでしょう。

「日本のハサミは世界一」ということだけは何度も申し上げておきましょう。
「日本っぽければ刃物は売れる」ので、何とかマネしたいのでしょうね。

まあ、ちゃかしてはおりますが、本当はちょっぴり誇らしいのです。

 

そしてこれは新しい!
ご覧ください!
『シャンプーしている間に謎の光線をぶっかけるマシン』

何なのでしょうか?
日焼けマシン的なものなのでしょうか?

 

今度行ったら眠りこけてる人の額に肉とか米とかシールを張って

 

 

これかこれにしてやろうかと思います。

 

 

 

さて、「見本市をみれば業界のトレンドが見える」と思っているので、最後にまとめに入りますよ。


予想通りというか当然というか、↓のようなBARBERなブースが多かったです。

「古き良き・・・」みたいな、とてもクラシックな方向にいってますね。

 

ただ、一方で、クラシックにクラシックに、オールドにオールドに行き過ぎた振り戻しなのでしょうか、切り返しなのでしょうか?

↓の写真たちのような、ちょっと近未来な提案も出てきました。

 

クラシックに振り切った後は一気に近未来な感じがトレンドになるかもしれませんね。

はてさて。
「時代の気分」はどうなることやら。


以上、2017見本市のご報告でした
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!


次回はパリの街に出陣します
:*:・( ̄∀ ̄)・:*: