海外遠征とはいえ、
「ヘビーなトレーニングで疲れてる中時間作って頑張って見知らぬ街に出て、何屋かもわからないメシ屋を探し、勇気をもって入り、読めないメニューで必死こいて注文し、出てきたのが残念だと非常に疲れる。しかもだいたい値段に軽くイラッっとくる。」
なので今まででしたらお湯だけ沸かしておしまいのカップラーメン系がほとんどでしたが、ここのお宿はキッチンがついてる。そして、近くに庶民的なスーパーもある。
しかし昨年は「キッチン・ホワイトリバー」が開店してましたからね。
まんまとご相伴に預かってしまっていたわけですが、今年はシェフ・シラカワはいらっしゃらない。
と、なればもちろん、この人
そうですね。ご存じ。
「チーズ仮面」こと、シェフ飛田の登場です。
しかも今回は「朝食」にターゲットを絞ってレポートしたいと思います。
それでは皆さん。
「キッチン・ホワイトリバー」ならぬ
「キッチン・フライングライスフィールド」の開店です!
まずは一日目。
「ふにゃふにゃソーセージと謎の草」
と
「ウソみたいに安っぽい食感のパンに地獄のような塩味の生ハムと悪魔のような塩味のチーズサンド」
です。
いやー。
何といっても、ハムとチーズが塩っぺぇのなんのって。
干からびるかと思いました。
ちなみにトマトはめちゃくちゃうまかったです。
二日目の朝食。
「前日学んだ地獄のしょっぱさを軽減するため草を挟んでみたサンド」
・野菜は洗う
・洗ったら水を切る
等があんまりわかっていなかったので、パンがびっしょびしょになってしまい、悲しくなりました。
ちなみに、ご想像のとおり、謎の草はひと玉、パンは30枚くらい入っていたので毎日同じメニューが続きます。
というわけで、体調がすぐれない方や心臓が弱い方はご注意ください。
「買い物なんかしたことがないバカな男が思いつくままにスーパーで買い物するとこうなる」という典型を存分にご覧ください。
三日目朝食
「このまま7日間も同じ朝食を食い続けると、たぶん死ぬ」と、三日目にしてやっと気付いたので、ちょっとアクセントの「トマトソース(サルサタイプ)」
これには救われた!!
こんな風に使ってました。
『最近のテレビの健康番組はとにかくトマト食っときゃあ何でもかんでも大丈夫』
ということが脳裏をよぎり、重さ制限のため泣く泣く置いてきた野菜ジュースの代理をさせるため、とにかくトマトに大活躍してもらいました。
四日目の朝食。
そうですね。毎日拷問のように繰り返される同じメニューに、ちょっと頭が狂ってきたんだと思います。
『クルッとこうすりゃあ、結果ロールキャベツじゃね?』とか
レタスに向かって独り言を言うようになりました。
五日目。
そうですね。同じ味のパン。同じソーセージ。だんだん緑が薄れていく謎の草。そんな気が狂いそうなルーティーンに一筋の光明が。
「こうすりゃホットドックじゃね?(°∀°)b」
そうですね。シェフ飛田メニュー『パンを曲げただけホットドック風(地獄の塩味チーズを中途半端にとろかして)』の完成です。
もう、かわいそうですね。
味は当然トマトソース味です。
6日目。
そうですね。とうとう、トマトにも、トマトソースにも飽きてしまい、『トマトにトマトソースを付けたらもうとにかく最高なんじゃね?!』とか言っちゃってました。
もう、自分で自分がかわいそうで見てられません。
『トマトONトマト!MAXトメ~イト!ヒュ~‼‼‼』
と、朝からおかしくなっちゃってる、そんな私に、隣で見ていた栗野君は
『これ・・・よかったら・・・どうぞ・・・』と、そっと、クロワッサンをくれました(ノ_-。)
飛田「トメーィト、トメ~ィト、トm…(;´・ω・)ク、クロワッサン・・・?」
栗野君『パリといえばクロワッサンかなと・・・(°∀°)b』
…(。・ε・。)
・・・(・ε・)え?
・・・(-_-;)。
うおーーーーーーい(# ゚Д゚) ‼‼‼
ビックリした(((゜д゜;)))‼‼‼
忘れてたよ!!(# ゚Д゚) ))))
『パリといえばクロワッサン』
冷静に考えればあったりめえじゃねえか!!ヽ(`Д´)ノ
くっそーーーーーーヽ(`Д´)ノ
・丸々ひと玉の謎の草
・30枚くらい入ってるしょぼいパン
・20本くらい入ってるソーセージ
・20枚くらい入ってて正方形くらいになってるスライスチーズ
・「ブドウかよ!」くらいに入っているトマト×2
・トマトソースひと瓶
もう、アホですね(ノ_-。)
朝飯だけで喰いきれるわけねえじゃん・°・(ノД`)・°・
でももう買っちまったもんはすてらんねえもの(ノ_-。)
喰いきるしかアルメーニア
はい。
そっと差し入れられたクロワッサンに軽いジェラシーとたくさんの感謝を感じ、いただきました(ノ_-。)
予想通りめちゃくちゃうまかったです(ノ_-。)
キッチン・マロンフィールド
シェフ栗野メニュー『近所で買ってきたパン(かわいそうな隣人の為、真っ二つに割って)』
泣くほどうまかったです。
パンをごちそうしてくれた栗野君に、せめてものお礼をと思い、どっかで聞いたことのある
ウインナーコーヒーとやらをごちそうしてあげました。
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
シェフ飛田ファイナルメニュー
『最後の晩餐(見たまんま)』
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
おしまい
次回は「キッチン・フライングライスフィールド シェフ飛田 ”ランチ編”」をお送りいたします。
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ