鬼怒グリーンパーク白沢。センバルとかやろうとして、信号がない河川敷へとやってきた。

でも、走り始めから疲れており予定変更。いつもよりちょっと速めのペース走になったんじゃ指差し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は『あにいもうと』、第1回文芸懇話会賞受賞作だそうだ。何回か映画化、ドラマ化されたそうだが、小説を読んでいないし、映画を見てもいない。

 

 

室生さんといえば、

 

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の
乞食(かたゐ)となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや

 
で有名ですね。
室生犀星はこの詩を故郷の金沢で作った。つらい気持ちを抱きつつ故郷を旅立つときの心境を詩にしたのだ。
 
 
私は19歳(20歳?)の3月に初めて金沢を訪問した。まず最初に「犀星」の名前の由来である犀川を見に行ったことを思い出した。あの時、私は大学の1回目の留年が決まり、故郷に帰ることができず、目的もなく金沢に行ったんだった。この詩を知らなければ金沢には行かなかったかもしれない。
 
そんなことを考えながら走った。