ー翌日ー
トコトコ
高畠は学園都市を適当に歩いていた。
それを見つける人が1人。
食蜂「あらー?あれは白井の彼氏じゃない?今度はリベンジよぉ、その心を覗かせてもらうわぁ。」
ピッ
食蜂(え?なにこれ?まっ黒じゃない?まるで吸い込まれるような!ヤバい、私まで闇に引き込まれそう!早く能力解かなきゃ!)
食蜂「ハァハァ、私までおかしくなるところだったわ…。とても人間の心とは思えない黒だったわね…。あら?」
そこに白井達高畠捜査員が現れた。
食蜂は白井に駆け寄る。
白井「あら、食蜂先輩ごきげん───」
食蜂「なにをしたの!?」
白井「な、なにをとは?」
食蜂「さっきあなたの彼氏の心を覗いたのよ、そしたらなにあれ?すっごい濃い黒だったわ…、私の精神まで壊しかける強い黒だったわ…。あれは普通の人の色じゃない!そうとうな苦しみが溢れてるわ!」
土御門「まずいな、どうやらタイムリミットまであまり時間がないみたいだにゃー。」
prrrr
上条のケータイが鳴る。
上条「もしもし?あっ、一方通行か?どうした?」
一方通行「イヤァ、昨日お前の友達の高畠ってやつを家に泊めてなぁ、結構いい奴じゃネェか。今度会ったら礼をいっといてくれェ。」
上条「えっ!?お前昨日高畠にあったのか?」
一同「───!」
一方通行「ん?あァ、雨ン中ひとりでずぶ濡れになってたからよォ。それに三下の友達って言ってたからなァ。」
上条「で、あいつなんか様子変じゃなかったか?」
一方通行「あァ?まぁ、ちっとばかし感情がネェって感じはしたなァ。」
上条「そうか…。ありがとう!またな。」
一方通行「オォ」
ピッ
上条「どうやら本当に時間はないみたいだ。一方通行の話だと感情が感じられないそうだ。」
白井「そんな…」
御坂「とにかく!早く探しましょう!」
だが、その日1日高畠が見つかることはなかった。
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