とある外伝17 | とある作者のブログ

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ー翌日ー
トコトコ
高畠は学園都市を適当に歩いていた。
それを見つける人が1人。

食蜂「あらー?あれは白井の彼氏じゃない?今度はリベンジよぉ、その心を覗かせてもらうわぁ。」
ピッ

食蜂(え?なにこれ?まっ黒じゃない?まるで吸い込まれるような!ヤバい、私まで闇に引き込まれそう!早く能力解かなきゃ!)

食蜂「ハァハァ、私までおかしくなるところだったわ…。とても人間の心とは思えない黒だったわね…。あら?」

そこに白井達高畠捜査員が現れた。
食蜂は白井に駆け寄る。

白井「あら、食蜂先輩ごきげん───」

食蜂「なにをしたの!?」

白井「な、なにをとは?」

食蜂「さっきあなたの彼氏の心を覗いたのよ、そしたらなにあれ?すっごい濃い黒だったわ…、私の精神まで壊しかける強い黒だったわ…。あれは普通の人の色じゃない!そうとうな苦しみが溢れてるわ!」

土御門「まずいな、どうやらタイムリミットまであまり時間がないみたいだにゃー。」

prrrr
上条のケータイが鳴る。

上条「もしもし?あっ、一方通行か?どうした?」

一方通行「イヤァ、昨日お前の友達の高畠ってやつを家に泊めてなぁ、結構いい奴じゃネェか。今度会ったら礼をいっといてくれェ。」

上条「えっ!?お前昨日高畠にあったのか?」

一同「───!」

一方通行「ん?あァ、雨ン中ひとりでずぶ濡れになってたからよォ。それに三下の友達って言ってたからなァ。」

上条「で、あいつなんか様子変じゃなかったか?」

一方通行「あァ?まぁ、ちっとばかし感情がネェって感じはしたなァ。」

上条「そうか…。ありがとう!またな。」

一方通行「オォ」

ピッ

上条「どうやら本当に時間はないみたいだ。一方通行の話だと感情が感じられないそうだ。」

白井「そんな…」

御坂「とにかく!早く探しましょう!」

だが、その日1日高畠が見つかることはなかった。





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