とある外伝14 | とある作者のブログ

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ー学園都市ー
白井は任務のため高畠と現在逃走中のスキルアウトを追っていた。

白井「こちら白井。初春?やつらは?」

初春「はい、そのまま北西にいってください。」

白井「了解!」

シュン!

スキルアウトA「うおっ!」

白井「ジャッジメントですの!」

スキルアウトB「ちっ!だがこの人数なら勝てるな…。」
確かにスキルアウトは20人近くいる。

白井「くっ!…え?」

スキルアウトA「な、なに!?」

他スキルアウト「」

なんと19人のスキルアウトは足に鎖を巻かれビルの壁に中刷りになっていた。そしてそのビルの屋上に立つ者が1人。

高畠「さぁ、残るはあなただけですね。」
ストッ忍者装束の高畠は地面に降りてきた。

スキルアウトA「んのやろう!」

スチャッと拳銃を構え弾丸を放ったが、あっけなく弾丸は小太刀に切られる。

スキルアウトA「ひっ!な、何者だテメェ!」

高畠「ジャッジメントでーす。」

高畠は持ち前のくないを投げつけた。
スキルアウトA「うわわわわ!」

見事にスキルアウトAはくないで壁に貼り付け状態。気絶してしまった。

高畠「ふー、こんなものか。」

白井「ちょっと!私の出番がございません!」

高畠「ん?黒子が無事ならそれでいいじゃん。」

白井「また優しいこといいますのね。でもそこが好きですの~」ベタベタ

高畠「と、とにかく支部に帰ろう!アンチスキルには電話しといたし。」

白井「そうですわね~♪」
そう言いながらさり気なく高畠と腕を組む白井であった。

ージャッジメント177支部ー
白井「只今ですのー」

高畠「お疲れ様でーす。」

初春「あー、ご夫婦のご到着でーす。」

白井「まぁ、完璧な美しき夫婦ですわね。」

御坂「うわ、それ自分で言う?」

今、この部屋には固法・初春・白井・御坂・高畠がいる。

固法「しかし、高畠君って私服と忍者装束のギャップが凄まじいわよねぇ…。」

高畠「えっ?そっすか?」

そう、今高畠はワイシャツに黒のズボン、ネクタイにベスト、そしてハットを被っている。はっきりいって和服とはかけ離れている。

白井「まぁ、確かに…。でも、望さんはなんでもかっこいいんですの!」

御坂「はいはい、惚気はもういいわ。」

高畠「しかし、冬休みも今日で終わりかぁ。」

白井「ま、休みが終わっても私は構わず望さんの部屋にいきますわね!」

高畠「門限は守れよ?」

白井「うっ、わかってますわよ。」

初春「はー、もうごちそうさまです。」

ー翌日とある高校ー
上条「いよー、高畠!結婚おめでとう!」

高畠「はっ?」
冬休みも明け、今日は高畠が退院して後、最初の登校日だ。そして朝から上条にからかわれていた。

上条「もー、高畠ったら毎日白井を家に連れ込んでるんだから。」

高畠「」ムカッ

高畠「そういえば上条?」

上条「ん?」

高畠「忍者ってのは一般人より聴覚が発達してんだ。昨日お前の部屋から。絹旗さんの変な声が聞こえてたぞ?」

上条「え゙?」

青ピ「ほぅ…。上やん?なにしてたん?」ゴゴゴゴ

土御門「是非聞きたいにゃー。」ミシッ

上条「つ、土御門?壁が…。」

吹寄「まーったく、なに考えてるの?上条?」ゴゴゴゴ

姫神「この、ド変態。」

青ピ「さーって、お仕置きといこか?」

土御門「そうだにゃー。」

上条「え、あ、不幸だぁー!高畠テメェー!」

高畠「自業自得だ。フッ。」

その後上条さんは家で絹旗に手当てをしてもらったそうです。

ー帰り道ー
高畠「今日はジャッジメントは非番だし、家で休むか。」
と呑気なことを考えていると。

女の子「きゃあああ!」

スキルアウトA「ちょっとくらいいいじゃねえか?」
裏路地のほうから悲鳴が聞こえてきた。

高畠「…。残業か。」
そう呟き現場に向かった。

ー裏路地ー
スキルアウトA「お嬢さん、痛いことはしねぇから。」

女の子「やめて、近づかないで!」

高畠「はーい。そこまでー。」

スキルアウトB「ああん?」
そこには5人のスキルアウトがいた。

高畠「まったく、スキルアウトってのは懲りないねぇ。」

スキルアウトC「おい、あいつ例のクソテレポーターの彼氏じゃね?」

高畠「は?」

スキルアウトD「あー、あのがさつな女か?ははは!テメェよく付き合ってられんな?」

スキルアウトE「そうそう、品のない言葉に、胸もないし。最悪だな。お前もかわいそーに。ははは!」

スキルアウトA「本当かわい、そお、だ、な…。」

他スキルアウト「ん?え?」
そこには恐ろしい怒りのオーラに包まれた高畠がいた。そう、その威圧感は普通のものではなかった。

高畠「おい、テメえら。」

スキルアウトA「な、なんだよ?」

高畠「俺のことはなんとでも言えばいい。だがな、俺の彼女──俺のただ一人の家族を貶すのはぜっていに許せねえ。」

スキルアウトB「ひっ!」

高畠「ふっざけんじゃねぇぇぇ!」
カッ!眼帯を外した高畑の左目の晴明紋が勢いよく光り出した。そして、そこにいるスキルアウト達は観たらしい。<巨大な龍に飲み込まれ、胃で消化される>という幻影を。そう、これは高畠が使った陰陽術の1つ幻影術。ちなみにこれはそこそこ高位の術。つまり。

高畠「うああああ!」
高畠の身体からは血が吹き出し、病院に搬送された。



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