ーとある高校ー
上条「あー、しっかし最近は平和だね~。」
青ピ「それはあれやないか?上やんには絹旗がおるからやないか~?」
上条「まぁ、そうかもな。」フフフ
青ピ「あー、その幸せそうな顔がごっつムカつくわ~、なぁつっちー?」
土御門「まったくぜよ。上やんは絹旗が出来てからお得意の『不幸だー!』の数も減っちまったぜよ。まぁ、人よりも不幸は多いが。」フッ
上条「いいんだよ!上条さんは最愛がいればいーの。」
ガラガラッ
小萌「はいはいー、皆座ってくださーい。」
青ピ「はぁ、今日も小萌せんせ、かわええな~」
小萌「今日は転校生を紹介しまーす。入ってくださーい。」
ガラッ
小萌「今日からこのクラスの一員になる高畠望ちゃんでーす。」
高畠「よろしくお願いします。」
女子A「なかなかカッコいいじゃなーい、でもあの眼帯なんなのかしら?」ヒソヒソ
女子B「さぁ?もしかしてどっかのヤンキーの転がりだったりして?」クスクス
上条「こらこら、人を見かけで判断するものじゃないですよ?高畠だっけ?よろしくな、俺、上条当麻!よろしく。」
高畠「こちらこそよろしく。」ニコッ
小萌「ではでは、早速ですが、高畠ちゃんには能力の診断をうけてもらうのです!あっ、席は上条ちゃんの隣ですから鞄は置いてって下さいね。」
高畠「はい。」
そうして高畠は能力診断へと向かった。
ー昼休みー
土御門「いやー、しっかし上やん、さすがだぜよ。」
上条「んー?なにが?」
青ピ「そりゃー決まっとるやん。いきなり転校生手懐けるとはさすがやな~。」
上条「そうか?普通のことをしたまー」
女子A「大変大変!ビッグニュース!」
皆「どしたの?」ドヨドヨ
女子A「さっき、あの高畠って人能力診断うけにいったじゃん?結果はなんと」
皆「なんと?」
女子A「レベル5の炎力相殺(フレイムブラスター)だって!」
皆「…っえーーー!!!!」
ー放課後ー
上条「高畠すごいじゃん!まさかレベル5だったとはな!」
高畠「俺自身ビックリだよ、今まで能力開発なんか受けたことないのにいきなりレベル5だなんて…(ほんとはこんな能力いらなかったんだがな…)」
土御門「すごいにゃー!マジでスーパー転校生だにゃー!」
上条「そうだ!今日俺らと帰らねえか?折角友達になったんだしさ!」
高畠「俺は構わないよ。」
青ピ「あー、ごめん、俺バイトやから今日はパスやな。」
土御門「そうかい、じゃあ三人で帰るぜよ。」
ー帰宅中ー
土御門「寮はどこなんだぜよ?」
高畠「あー、土御門君の隣の部屋だよ。」
土御門「へー、そうかぜよ!じゃあ俺と上やんとはいつでもあそべるにゃー(ん?なんで俺の寮の部屋の位置を?)」
高畠「そうだ、二人に話したいことがある。ちょっといいか?」
上土「おう。」
ー裏路地ー
高畠「まず、手始めに、土御門君。君はアレイスターを知っているね?」
土御門「ーー!」
高畠「それから土御門君、当然もう耳にしているとは思うが、今学園都市は何者かに狙われていて、アンチスキル、一部のジャッジメント、イギリス清教のステイル、神裂、天草式、ローマ正教のアニェーゼ、ルチア、アンジェレネ、ロシア殲滅白書のサーシャ、彼等が今、その謎の組織解明のため動いている。俺はその調査員の1人として、アレイスターの依頼によりこの学園都市に来た。そこで、風水の専門家土御門君と幻想殺しの上条くん?君らにも協力してほしい。ま、上条くんは一般人だから気楽に考えてくれていい。」
土御門「なるほど、高畠がアレイスターの言っていた砦か。俺はもうその件に関しては調査員のひとりだぜよ。あとは上やん?お前はどうする?」
上条「まぁ、俺にできることならしてみるよ。」
高畠「ありがとう。それで、次なんだが、俺はジャッジメントの177支部に赴任することになっている。案内してくれないか?」
上条「ああ、いいぜ。」
ーとある公園ー
上条「でさー、青髪がさぁー」
御坂「ちょっとあんた!」
上条「ゲッ、ビリビリ…。」
御坂「ゲッとはなによ失礼ね!んでなにしてるわけ?」
上条「上条さんは今新入りの高畠をジャッジメント177支部へお届けにいくところなんだ。」
御坂「へー、あ、この人。はじめまして御坂です。」
高畠「どうも、あのーつかぬことを聞きますが、上条くんとあなたは交際でもしてらっしゃるのですか?」
御坂「へっ…?」
上条「ないない、俺には愛しの絹旗最愛ちゃんがいるからねー。」
土御門「高畠、上やんは絹旗とはベッタベタなんだぜぇ?もうそれは粘着材のような…。ククク」
絹旗「それでも私は超OKなんです。ねっ当麻?」
上条「おっ最愛!向かいに来てくれたのか?」
絹旗「超早く会いたかったから。」
土御門「なっ?すさまじいだろ?高畠。」
高畠「確かにそうですね。あれ、御坂さんがいないようですが?」
土御門「あーいつものことだにゃー」
御坂「ったくなによイチャイチャして!」テクテク
高畠「あ、それはそうと早くジャッジメントのところに行かないと。」
上条「おっとそうだったな。最愛も行くか?」
絹旗「超行きます。」
ージャッジメント177支部ー
高畠「失礼します。」
???「はーいですの」
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