花組 A Fairy Tale -青い薔薇の精- シャルム! 千秋楽 ライビュ | 今日歩いた道が未来になる。

今日歩いた道が未来になる。

気ままに始めて今年で12年目。いろいろ書きます。

遅くなりましたが、

花組千秋楽のライブビューイングへ行ってきました!!

 

異例となる上映してくれる映画館が大量追加され、

平日にもかかわらずめちゃめちゃたくさんの人が来ていました。

私が行った映画館でも今まで以上の人で溢れていました。

改めてみりおさんの人気の高さに驚きです。

 

それでは、今回の公演について書きます!

ネタバレ含みますので苦手な方や今後楽しみにしている方は

Uターンをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の物語はその名の通り妖精がメインの話です。

 

初見の感想としては・・・大好き。

本当にフェアリーテイル=おとぎ話を読んでいるかのような、

シンプルで美しいお話でした。

 

そこに現実の事情がうまく絡み合っていて、

その刺激が強い分、ゆめゆめしい感じとのバランスが良いですね。

 

そしてこの先がどうなるのかなんとなく予想が出来ても、

そのセリフに込められた思いを全力で演じてくれているので、

もう後半は涙がボロボロ出て止まらなかったですね。

 

 

主人公は青い薔薇の精になってしまったみりおさん演じるエリュ。

 

とにかく美しくて麗しくて、本当に妖精なんじゃないかってくらい、

みりおさんの魅力が溢れ出すぎてやばいです。マジで。

 

公演画像が出たときからかなり期待していたのですが、

自分が想像していた以上に麗しすぎました。

 

そのエリュが華ちゃん演じるシャーロットに恋をしてしたことで

彼の人生が大きく変わっていきます。

 

 

 

そのエリュが恋した人間の女の子シャーロットの華ちゃん。

 

まだまだ若い華ちゃん。

横アリでトップお披露目という大役もこなしましたが、

正直まだまだ下級生。心配なところだらけです。

 

ですが、今回のシャーロットを見て本当にびっくりしました。

 

シャーロットは子供のころからおばあちゃんになるまで、

すべて華ちゃんが演じるのですが、

その年齢分けがしっかりされていました!!

 

子供の頃は無邪気で純粋で妖精さんを信じる可愛い少女。

 

そこから年齢ははっきりしていませんが

10代半ばぐらいの自分の道や家柄について悩む女の子。

 

そして辛い出来事、家庭の変化に苦しみ、

理不尽な結婚。そこに待っている不幸で変わってしまった女性。

 

最後にはたくさんのものを失ったが、

一つ大切なものだけはずっと持ち続けている老婆。

 

1時間30分でこれだけ人生が大きく変わる役を

まだ5年目の彼女がこんなにもちゃんと演じられるのかと

本当に驚きましたね!

 

特に老婆ですよ。

 

おばあさんの役ってどうしても経験値が無くて、

わざとらしさが目立ってしまう子が多く、華ちゃんも研5なので

あまりやっていないだろうなぁと思っていたのですが、

たぶん華ちゃん、すごく研究されているようで

トーンの落とし方やスピードなどの流れがリアルさを出していました。

 

そしてエリュと再会したときには

嬉しさと喜びと、そして過去を思い出しつつも、

きちんとおばあさんのテンポを保ったまま心を伝えていて、

そこの演技にもうボロボロと泣かされてしまいました。

 

特にお気に入りなのが

「ここ(心)が強くないと生きていけないのよ」とエリュに言う場面。

 

エリュをまっすぐ見て、強く自分の胸をたたいて思いを伝えるのが、

もう、彼女がどれだけ大変な思いをしてきたか。

そしてそれを乗り越えるのにどれだけの苦労と困難があったのか、

劇中では描かれていなくても

たった一言のセリフと動きだけで心が伝わってきました。

 

もうね、もう本当に個人的にここ辛いんだわ。

シャーロットの言うことが200%わかるからマジで。辛いんだこっちも。

それを心からの芝居で見せてくれた華ちゃん・・・本当にすごいよ。

 

 

華ちゃんは、はいからさんやメリーベルのように

とにかく若いってイメージしか無かったのですが、

こんなにも実力を身に着けているとは気が付きませんでした。

 

もちろんもっともっと良くした方が良いなと思う点もありましたが

そこは経験によって追々なんとか追いついてきてくれるかと。

 

とにかく5年目でありながら芯の部分がしっかりと出来ているので、

今後が楽しみになってきましたねー!

将来的にはかなり出来るトップ娘役になるのではないでしょうか!?

 

みりおさんが退団を控えていながら

彼女を相手役さんと選んだ理由が分かった気がしました。

 

ほんと華ちゃんはどんどん吸収して立派な娘役さんになってほしい!

いや!きっとなれる!!!頑張って!!!心から応援してます!!

 

 

そしてハーヴィー役のれいちゃん。

 

次期トップも決まり、何か新しい風でも吹かせてくれるのかなぁ?

なんて思っていましたが、いつものれいちゃんでした。

 

今回の役どころでは地味ーに重要なポジションで、

いろんなところで振り回されるのがなかなか面白いポイントですね。

 

今回はその地味さ故の埋もれ方が大事な部分でもあったりしますが、

それが残念ながらショーまで引き継いでいるのがもったいない所。

 

まぁ、とりあえず歌のお勉強でもしましょうか。うん。

 

 

次にオズワルド役のあきらさん。

 

まさに絵本に出てきそうな典型的な嫌な上司(笑)なのですが

かっこいいのがずるい所ですよねー。

「時は金なり」が口癖のおじさんなのですが・・・かっこいいんですよ。

 

もうとにかく今回のあきらさんはかっこいいんです!

悪いやつなんです!理不尽なやつなんです!!

でも!!!かっこいいんです!!!!!

 

なので、本当に悪になるよりかは、見ている人が

「あー、こうゆー上司いるわー(笑)」とリアルに感じてもらえた方が、

今回の作品のより奥深い部分を見つけやすいと思うので、

今回のあきらさんの役作りがとても好きですね。

 

とにかく極悪のおじさんではなく、ディズニー作品で言う

クリスマスキャロルのスクルージさんみたいな感じです。

 

 

次にニック役のマイティー。

思いのほか絡みが少なく、出てくる場面も意外に少ないです。

 

ですが、そのセリフが無い分の心の変化や動きを

短い時間の中いろいろと見せてくれるので、存在感も残るので、

他人のセリフの中でその名前が出てアレコレしてくれたと言っても、

「あーなんとなくわかる」と想像力で出てきてくれる気がします。

 

いつものイケイケオラオラマイティーさんではなくて、

とにかくまっすぐでとっても優しい庭師のお兄さんです。

そりゃーこんな素敵なお兄さんに育てられたら

薔薇も綺麗に咲きますわ。うんうん。

 

他にも気になる方はいろいろいらっしゃいますが、

それは東京のお楽しみと言うことで・・・

 

 

二幕のシャルム!

 

オープニングから謎の始まり。

そこから一気に妖艶な世界に誘われるのですが、

それがまぁ皆さんセクシーな感じで。

フェアリーテイルと違ってとにかく大人な世界が繰り広げられました。

 

そしてみりおさんのアドリブコーナーではまさかの指揮の先生に振る!

そのみりおさんの優しさが本当にあたたかくてほっこりしました。

本当にみりおさんって良い人なんですねー。

 

それからも男役ファンにはたまらない場面が次々に登場。

 

特にスーツとハットの場面。

あの花組の元トップ安寿ミラさんが

今回振り付けに参加されているだけあってもうかっこいいのなんの・・・

 

シンプルだからこそ美しくてかっこいい。

そしていかに男役が素晴らしいものかと言うのを

存分に味わえる場面になっていました。

 

みりおさん筆頭に出ている花組男役全員かっこいいです。この場面。

 

最近だとイケイケオラオラが続いて、

まぁ、もちろんそれも男役さんとしてはかっこいいと思いますが、

やはり”宝塚の男役とはなにか”と追及される場面なので、

原点回帰みたいな感じにも思えましたね。

とにかくこの場面だけでもご飯何杯でもいけます。やばいです。

 

そこからまるで宮殿の舞踏会に来た場面になったりと、

今思うと全体的になんとなくみりおさんが通ってきた道を言うか、

イメージしている場面が多いのではないかと思います。

 

華ちゃんとのデュエットダンスも可愛らしく、愛らしく、そして美しく。

かなり学年が離れていますが、

それでも心が近いので自然と振りの流れも完璧でした。

あと2、3作ぐらいできたよなぁ・・・この二人で・・・

 

そして最後には大階段黒燕尾。

誰も何の飾りもつけないでひたすら踊るのですが、

その所作の一つ一つがとにかく美しいんです。指先までも。

 

やっぱこれですよ!!!宝塚の男役と言えば!!!

またみりおさん筆頭にみんな素敵なんです。とにかく。

 

そして、全員がみりおさんに付いていく。

みりおさんのために心と呼吸を合わせるという気持ちが一つで、

紅さんとはまた違った団結力が見えた気がしました。

 

最後にはみりおさんとマイティー、あきらさん、そしてれいちゃんへ、

それぞれの思いを踊りに表すのですが、

とても泣き虫なマイティーが必死に涙をこらえて笑おうとしているのが

もうこちらの涙を誘ってきまして・・・(泣)

 

「マイティー、泣いても良いんだよ。(こちら側は号泣)」

 

と、語り掛けたくなるような感じでした(笑)

 

あきらさんはポーカーフェイスでいつものような感じでしたが、

大人の男として、ぐっと涙をこらえている気もしました。

 

そしてれいちゃん。泣いちゃうのかな?なんて思っていたら、

必死にみりおさんを見つめていました。

きっと彼女の中で何か”覚悟”を感じた瞬間だったのかもね。

ほんと、今後の花組の行方は君にかかっているぞ。

 

 

そしてフィナーレへ。

キラッキラで豪華な大羽根を背負ったみりおさん・・・

このお姿があと残り僅かなのが信じられないなぁ・・・

 

 

 

そこからさよならショーへ。

みりおさんがトップになられた時代からさかのぼって、

懐かしい曲をたくさんたくさん詰め込んだショーになっていました。

 

あっちの曲も聞きたかった!こっちの曲も聞きたかった!!で、

とにかく目白押しのさよならショーでしたね!

 

紅さんとはまた違った素敵な場面をたくさん見させてもらえました。

 

 

 

それからいよいよご挨拶へ。

みりおちゃんは男役さんの象徴である黒燕尾で登場。

 

そしてお花渡しはだいもんでした。

 

絶対来ると思ってた!!むしろ待ってた!!!!

いやいや!!!!!!お花渡しはだいもんがするべきでしょ!!!

 

ライトなのか、メイクなのかわかりませんが、

少々やつれたような感じがしていたのが気にかかりましたが、

(もしかして泣き疲れていた?)

みりおさんに「生まれ変わってもまた一緒にやろうね」と言葉をかけ、

みりおさんが嬉しそうに「ありがとう」と答えていたのが

もうなんとも美しくてですね・・・(泣)

 

このお二人のエピソードと言えば音楽学校時代から

本当にたくさん語られていてだからこそ特別なコンビなんです。

お花を渡せて本当に良かったですね・・・(大号泣)

 

そしてみりおさんのあいさつは

まるでいつも千秋楽のあいさつのように始まり、

まるで退団公演だということを忘れちゃうくらいの安定感があり、

もしかしてみりおさんがあえてそうしてくれたのかなーと。

 

だからこそ”いつもの時間”のように感じさせてくれたことに

改めて感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。

 

なにかと花組とはご縁が無くて、

見に行けるタイミングがなかったのが個人的に後悔だけど、

その分の東京公演も心から楽しみにしています。

 

そして最後に

「すみれの花咲くころに」でもなく「フォーエバー宝塚」でもなく

まさかの「さよなら皆様」を選曲してくださった退団の皆様よ!!!

東京ではなくて大劇場でだいもんのお花渡しをお願いした意味!!

 

もうこれにめちゃめちゃ大号泣しちゃいました。

あの時、だいもんのソロで出すと知った時はすごい嬉しかったけど、

みりおさんのデュエットCDにしてもよかったのになーって思ってたから

もしかしたらご本人もそうしたかったのかな?と思っちゃいました。

個人的な思い込みかもしれないけど・・・

 

とにかく自分が思っていた以上に涙があふれて

心があったかくなる花組ライビュでした!!!

 

さっきも書いたけど、本当に東京に来るのが楽しみ。待ってます!!