映画『用心棒』日本、1961年。
黒澤明監督作品で、この映画は初めて観ました。
やくざ連中と遊郭経営者陣が抗争を繰り返して廃れてしまった宿場町に浪人(三船敏郎)がやってきて、用心棒として両勢力に二股をかけて売り込み、両勢力の抗争の火に油を注いでいく…という悪漢物語で、西部劇を翻案したものです。
ストーリーは単純なのですが、次から次へと観客の想定外の意表を突きまくる展開で、見ている間は緊張しっぱなしでした。
殺陣シーンは「チャンバラ」ではなくリアリティを追求していて、効果音が無いなど、独自の演出に興味が魅かれました。
60年近く前の映画ですが、その他の演出も面白く、観ていて新鮮さを感じました。
あと、遊郭の女主人のやり手婆(ばばあ)役の山田五十鈴が良かったです。
『椿三十郎』は、この映画の続編なのですね。『椿三十郎』は10年以上前に一度観ましたが、これも再び観たくなりました。
