子供の頃、九州で仕事をしていた叔父が帰省する折しばしば「朝鮮飴」を届けて下さった。私はてつきり叔父が朝鮮で購入した品物だと思っていました。


 湘南藤沢オーバで、何十年ぶりかの「朝鮮飴」を発見し懐かしく思い購入しました。案に相違して「朝鮮飴」がわが国の物と初めて気づきました。


 そこで「朝鮮飴」の由来を調べてみると、安土桃山時代に肥後の老舗・園田屋の始祖が考案し、当初は長生飴とか肥後飴と呼ばれていたそうです。


 その後、加藤清正が文禄・慶長の役に際して朝鮮半島に兵糧として携行し有用であったことから、「朝鮮飴」と呼ばれるようになったとのことです。





 残念なことに、購入したのは元祖・園田屋の「朝鮮飴」ではなく、福岡県八女市の大石製菓の「黒朝鮮飴」と「茶の香り朝鮮飴」でした。





 今回は「黒朝鮮飴」をいただきました。“飴“のネーミングからねっとりした食感を予想していましたがむしろもちもちで、黒糖の甘さが程よく美味しく頂きました♪♪