両口屋の焼き菓子「よも山」を購入しました。中村汀女の

 朝ごとのこの四方山の春の色

の俳句が菓銘の出典のようです。





 四方山(よもやま)といえば通常“世間のいろいろな出来事“の意味ですが、“周りを取り囲む山々“の意味もあります。


 俳人・中村汀女は熊本の出身なので、この四方山は阿蘇のことではないかと推察します。阿蘇の外輪山はまさに四方山の名にふさわしい山々です。


 「よも山」は「旅まくら」、「志なの路」と同様に焼き菓子です。表面には花びらが描かれており、茶色の生地を山に見立てると春の山の雰囲気です。





 皮の生地はサクッとした食感です。種のこし餡はたっぷりで甘さもしっかりしています。日本茶でいただきました。美味しかったです♪♪