「一之輔の珍しきはご馳走なり」 | まんまる日記-落語 演劇 映画 スポーツ観戦 読書の日々

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今日は寄席 明日は帝劇 昨日は丸ピカ ある時は後楽園ホール 雨の日には読書も

昨夜は、渋谷伝承ホールで

「一之輔の珍しきはご馳走なり」

楽しみました。

しかし、渋谷という駅は、分からない。

伝承ホールは、何度も行ったことがある。

セルリアンタワーの裏

という目印もある。

絶対迷うことはあり得ないのですが

ちょい出口間違えると、一瞬見失います。

辿り着くまで、若干時間かかりました^_^

 

一之輔師匠がゲストを招いての対談

そして、珍しいアレンジ噺をするという この企画 

其の弍ということで、前回は小満ん師匠。

今回は、鯉昇師匠。

随分幅広い選択です^_^

 

客席から現れた一之輔師匠

客をいじりながら、舞台へ。

テーブルが用意されて、鯉昇師匠が座っている。

まずは対談。

話を作る才はないと謙遜する鯉昇師匠。

体験談を話すだけというが、最近、凄いのは

師匠の住む王子近辺から電車に乗ってくる

「お願いしますおばさん」

席の前に風呂敷のようなものを敷いて座り込み

座っている人の足元を見つめ

「そこに座りたかった〜」

と哀願する。

「大体、1列空くんで、便乗して、私も座れる」^_^

 

一之輔師匠が「夏泥」

鯉昇師匠が「千早ふる」でお仲入り。

 

後半は、この会の眼目。

一之輔師匠が演じる珍しいアレンジ噺。

12年ぶりに演じるという

「明烏」の改作「あやとり」

 

源兵衛と多助と時次郎

そして、お花ちゃんは幼馴染。

ある日、お花ちゃんは急に居なくなってしまう。

そして10年後

ここで、普通の「明烏」に戻る。

堅物の若旦那•時次郎。

そして、お花ちゃんは、借金のカタでどこかに売られていた。 

となれば、後の展開は、誰しも分かる。

どう落ちをつけるのか。

きれいにつけていました。