落語協会新会長に柳家さん喬師匠が就任されました。
前会長•柳亭市馬師匠は、10年の長きにわたって
会長職を務められましたが、勇退。
小さん一門の兄弟子であるさん喬師匠が、
後を継ぐことになった。
正直、意外でした。
てっきり副会長の正蔵師匠が、会長に就任するものだと
思ってました。
史上最年少で、10年前、市馬師匠が就任したのが52歳の時。
で、10年間務めて、62歳で勇退。
正蔵師匠は、1つ下。
還暦過ぎて、丁度良い頃ですよね。
さん喬師匠は75歳。
高座姿など、若々しいですが、年は年ですからね。
毎年、8月には、権太楼師匠と2人で、代わる代わるトリを務める
鈴本演芸場の名物企画がありますが、やはり、雑事に
煩わされずに、落語一筋で、我々を楽しませてもらいたい
というのが、偽らざるファンの思いではないでしょうか。
ここでも何度か書きましたが、今年は「落語協会100年」
新たな歴史に向かってのスタートの年。
そんな年にスタートするさん喬政権。
お身体に気をつけて、頑張っていただきたいものです。