久しぶりの歌舞伎座。
夜の部へ行ってきました。
一幕見。
16時半から18時半まで。
途中休憩35分挟みますが
2時間 歌舞伎の世界堪能しました。
まずは「お染久松」
正確にタイトル書くと
「於染久松色読販」
「おそめひさまつうきなのいろよみ」
と読むのだそうです。
鶴屋南北の作品。
今回演じられたのは
「土手のお六」
「鬼門の喜兵衛」が登場する場。
この2人は夫婦。
南北モノらしく、登場人物がものすごく入り組んでいるのですが
ま、それは置いときましょう。
私も、よく分からない^_^
簡単に言うと
お六と喜兵衛が油屋というところへ
強請りに行くのですが
アベコベにやり込められてしまう
という話。
「悪婆」と呼ばれるお六
喜兵衛も悪人。
当てが外れたお六が、やってられないとばかりに言う
伝法なセリフの素敵なこと。
休憩挟んで
今度は舞踊
「神田祭」
祭礼の日
祭囃子が流れるなか、
ほろ酔い気分の鳶頭がやってくる。
粋な踊りを見せていると
続いて現れたのが芸者さん。
こちらは、艶やかな踊り。
2人は、なにか訳ありの様子。
30分くらいの演目ですが
ほんとに指の先まで、神経が行き渡っている踊り。
見惚れました。