東急シアターオーブで上演中の
「マチルダ」です。
ホリプロの制作。
ウエストエンドで大ヒットして、
続けてブロードウェイでもヒット。
満を持しての日本初演。
主人公は5歳の少女マチルダ。
両親に相手にされず、本を読むことだけが生きがいの女の子。
学校へ通うようになったマチルダ。
そこでハニー先生に出会う。
マチルダの才能を見抜いたハニー先生。
が、周囲の同調は得られない。
校長は、恐怖による支配で生徒たちを苦しめている。
やがて•••
というお話。
結構なリピーターがいるようで、劇作家の根本周子さんなど
激賞しています。根本作品のテイストとは真逆なような気もしますが
ま、存外、そんなもんでしょう。
あ、クズのような大人が出てくるところは一緒か^_^
私はというと、どうも子供の声がかんばしってしまうところは
ちょい辛かった。
が、冒頭の「NAUGHTY」という曲とか覚えやすいポップな
メロディは親しみがもてます。
ラストのハロルドとハニー先生の場面は、やはりウルウルしてしまう。
年取ると、涙腺緩みます^_^
昨今のミュージカル Wキャストが基本。
今回も主要キャストは、皆ダブル。マチルダ役に至っては、クワトロキャスト。
で、問題は、マチルダの父親役。田代万里生とトレエン斉藤のダブル。
ミュージカルご存知ない方の為に言っておきますと
田代万里生は、ミュージカル界のプリンス。
どう考えても、このWキャストは不自然。
ミュージカルですから、当然、田代の回を選んだのですが
この役、これと言ったナンバーがあるわけでもなく、むしろコメディリリーフ。
しまった 斉藤さんの方が良かったか。