チェンマイに移住して、早いもので10年たった。チェンマイに来たころは昔の時代の残り香がかすかにあったような気がする。街中を象が歩いていたのは見てないが、手造りの工芸品が生きていた。つまりそれで生計を立てる人々が多くいたのです。人件費が安かったことも有って、手間暇をかけて作る工芸品がおおく生活に溶けこんでいたのです。しかしながら工業化された段階ですでに資本主義的競争に巻き込まれていくわけで10年前ですら、売り上げが2割から3割も落ち込んでいた。ランパーンの陶磁器メーカーを回ったときにいい話は聞けなかった。見本市を見ても手作りの商品はほとんどない。まだ日本の方がその点は底堅い需要があると思いました。コロナの後のことはいわずもがなで、想像におまかせしますが、ハンドーンのバーンタワイの木工団地などは人がいない。大きいショウルームも閉まっているところが目立つのです。増えたのはカフェとマッサージ店と大麻ショップで快楽都市チェンマイへと変貌しつつあるのかも知れません。