[チーズの種類]
⑦パスタ・フィラータタイプ
特長:モッツアレラが代表格で、弾力があり糸状にさける。
パスタ・フィラータとは、イタリア語で「繊維状の生地 」と言う意味。チーズを作る時に、
生地を伸ばしながら繊維状にする工程(フィラトゥーラ)があるチーズ。
イタリア南部ではこのパスタ・フィラータタイプが多く作られている。
(乳種)
・モッツアレラ(イタリア)・・・ サラダやピッツア、イタリアに欠かせないチーズ。(牛)
ナポリ原産のフレッシュタイプチーズ。昔はモッツアレラも本来の水牛乳で作られてい
たが、現在は牛乳が主流。水牛乳製は「モッツアレラ・ディ・ブーファラ」と呼び区別。
モッツアレラは真っ白で薄い膜のような皮がある。断面には繊維状の組織が見える。
ほんのりとした甘味と酸味が有る。独特のシコシコした歯ごたえ。
溶かすとよく伸びる。ミルクの甘い香りをほのかに感じる。
新鮮なほどほいしく食べられる。
・カチョカヴァッロ(イタリア)・・・焼いて食べるチーズとして話題になった。瓢箪形のチーズ。
(牛、羊、山羊、水牛)
カチョカヴァッロ
熟成の最初の30日間は、甘くミルキーなバター風味。90日間を過ぎると、オイリーで
アクの強い刺激的なフレーバーになる。
素朴な田舎風パンや白のスパークリングが好相性。
・ブッラータ(イタリア)・・・クリームがあふれ出す濃厚でクリーミーなモッツアレラ。(牛)
ブッラータ
南イタリアのプーリア州の特産。
モッツアレラが表皮。中から濃厚なクリームが流れ出る。
ジューシーで濃厚なミルクの風味。ほのかな甘さを感じさせる
フレッシュなバターのような香り。
冷やしてそのまま、刻んだトマトや旬のフルーツと合わせる。
・その他 さけるチーズ(日本)・・・プロセスチーズであるがパスタ・フィラータの製法を
ヒントに作られた。
⑧プロセスチーズ(日本)・・・スライスチーズなど日本人になじみ深い熟成しないチーズ。
1種類または数種類(チェダーやゴーダ等)のナチュラルチーズを加熱加工したチーズ。
1911年スイスのGerber社のWalter GerberとFritz Stattlerにより発明。
スイス・・・・・グルベル社がスイスチーズを乳化溶融し、扇形のプロセスチーズ発明。
アメリカ・・・・ジェームス・ルイス・クラフトが1916年アメリカンチェダーチーズでプロセス
チーズを作ることに成功。世界一のプロセスチーズ製造会社クラフト社を
設立。2015年クラフト・ハインツとなる。
日本・・・・・・1934年雪印乳業がカートン型プロセスチーズ量産製造開始。
その後各社がスライスチーズ、6Pチーズ、ベビーチーズ等を発売発展。
[チーズの栄養]・・・牛乳の栄養がギュと約10倍詰まっている。
特に豊富なのがカルシウム。チェダーやゴーダであれば、2切れ(約30g)
で1日に必要なカルシウム摂取量にほぼ達する。
・蛋白質・・・・・・・食べ物でしか接取できない必須アミノ酸を含め、20種のアミノ酸が
バランスよく含まれる。
・脂肪・・・・・・・・・チーズに豊富に含まれるカルシウムやビタミンB2には、脂肪の代謝を
高め、蓄積されにくい。
・炭水化物・・・・・牛乳の主な炭水化物(乳糖)はほとんどがホエイに移行。さらに熟成過程で
分解されるため、熟成チーズにはほとんど含まれない。
・無機質(ミネラル)・・・カルシウムが豊富。チーズの熟成過程でできる、CPP(カゼインホス
ペプチド)が、カルシウムの吸収を助けるため、小魚によるカルシウム
摂取より優れていると言われる。
・ビタミン・・・・・・ビタミンAが豊富。熟成過程で微生物によって作られるビタミンB群も多く
含まれる。
[チーズの効果]
①血糖値の上昇を抑制 ②循環器系疾患の予防 ③骨粗しょう症予防 ④虫歯予防
⑤肥満抑制 ⑥胃潰瘍原因菌を抑制(青カビチーズ) ⑥整腸作用 ⑦高血圧予防
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玉蜀黍(トウモロコシ) 財宝、豊富 濃いピンク
参考資料:フードアナリスト検定教本4級(学研プラス)
世界のチーズ図鑑(マイナビ出版)
世界チーズ大図鑑(柴田書店)
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