本日をもちまして、2022年度の進学教室ToWinの授業は終了です。
まだ、学年末テストの学校もあります。今日は早くから自習に来ている生徒(中1)がいます。高校生も自習に来て頑張っています
明日から少し授業はお休みをいただき、3月7日(火)より、2023年度がスタートします。
もちろん3月の初めから授業に参加していただくのが一番です。
が、3月に体験を受けて春期講習から入塾、3月最初の週に体験してそのまま入室、などいろいろなパターンでご入室いただけます。
ぜひご検討いただきたき、ご相談いただければと思います。
さて、今年度もいろいろありました。
印象に残っているのは、成績が大幅アップした生徒が何人もいたことです。特に夏休みをはさんで1学期から2学期にかけての成績アップが多かったですね。
その中の一人、中1のAくんの話を。
Aくんは小学生の時から進学教室ToWinに通ってくれています。
決して最初からできたわけではありませんでした。
私は国語を教えていましたが、漢字テストも毎回満点ではなく、たまにやる50問のまとめテストも最初は合格点を取れないくらいでした。
読解力も「できる!」という印象はなかったのです。初めはみんなそうなのですが、国語の問題を解くということに慣れていませんでした。
それでも毎回の授業と宿題をこなし、少しずつ漢字テストで良い点数が取れるようになり、50問テストも合格点が取れるようになり、読解力も身についてきたように思います。(中1の今でもまだまだなところはありますが)
「前よりできるようになったね」
「漢字の点数が上がってる!次は100点取ろう!」
そんな言葉をよくかけていたのを覚えています。
そして中学生になり、定期テストを迎えます。
小学校のテストとは違って中学校のテストは難しいとはよく聞いていたのだと思います。最初のテストの前はあまり自信もなく、自分に期待してはいないようでした。
「学年順位で真ん中くらいいければいい」
「50位以内とか無理」
という発言も。
それでも教師は「いやいや塾に通っているのだから、もっと上を目指そう」と激励し、勉強をさせました。
結果は40位以内。
本人は思ったより良い結果だったようですが、私はまだいける、と思っていました。この、思ったより良い結果というのがうれしかったのだと思います。その後のテストももっと頑張るようになっていきました。
そして2学期は20位以内に入ります。
これは私の予想ですが、彼は自分に期待するようになりました。
自信というよりは期待です。
「自分はもっとできるようになる」という期待。
それが原動力となり、勉強していたように思います。
学年末テストの前は「先生と約束したから国語で90点以上取るんだ」と言って勉強していたようです。そういえば私はテスト前にみんなに「次のテストで何点取りたい?」とひとりひとり聞いています。そしてその点数を取るためにはどうやったらいいかアドバイスし、達成できたら一緒に喜びます。
今回、Aくんが90点以上取れればもちろんうれしいですが、取れなくても努力したことをほめたいと思います。そして次またがんばろう!
進学教室ToWinは真面目な生徒が多いとよく書いていますが、その環境も良い結果を生み出しているようです。
まわりが頑張っていると、自分もちゃんとやろうと思えます。
そして結果がついてくるとうれしくなり、さらにやる気が出てきます。
自分に期待できるようになります。
今回はAくんの話でしたが、生徒ひとりひとりにいろいろなことがあります。素直にやってすぐ結果が出ている生徒もいれば、なかなかうまくいかない生徒もいるでしょう。それでも進学教室ToWinの生徒は楽しく元気に通ってきてくれています。今すぐではなくても、結果は必ずついてきます。やり続ければ、です。
全員良い結果がでるように我々教師も精いっぱい努力していきたいと思います。
2023年度もよろしくお願いいたします。