昨日、24時間テレビをやっていたんですね。
そういわれれば、24時間テレビは8月末でしたか。
あれ?27時間テレビは?と思ったら9月でした。
皆さんは24時間テレビ見ましたか?
私はもうここ10年以上も見ていません。
なんだろうね、妙に胡散臭い感じが嫌になったんですよね。
そりゃまぁ、毎年豪華なゲストが何千万円というギャラで出場して、
「さぁ、どうだ?感動しただろ?泣けただろ?ほら、募金して!」
見たいなあの雰囲気。
この番組制作費を全て募金したほうがいいんじゃね?
と思うようになってから、見るのはやめました。
昔はもっと単純に騙されて素直に見ていたんですけどね。
これが大人になると言うことなんでしょうか。
まぁ10年前も既に30代なわけですが。
今年も24時間テレビはまた賛否両論があったようですね。
マラソンの走る人を直前まで発表しない、という事で話題になっていたようですが、
アレ、純粋な気持ちで応援して楽しんでいる人、どれぐらいいるんだろう?
そもそも走る意味って何?
何ヶ月も前からお金を掛けてプロのトレーナーを雇い練習をして、
当日きちんと走れるように体調を整えて待っているわけでしょう?
今日、突然に言われて走るなんて無理です。
プロのアスリートだって、そんなことはできません。
それを突然言われていきなり走って完走します、という演出。
本気で騙されて感動している人は、オレオレ詐欺とか気をつけてくださいね。
ちなみに、今年の24時間テレビは過去で2番目の視聴率だったそうです。
マラソンも諸所の理由により今回を最後に止めるという話もあったようですが、
「好反応」だったので来年以降も続ける方向で検討するそうですが・・・。
コレってチャリティー番組ですよね?
視聴率とか気にするんですか?
まぁ、スポンサーつけて番組作っているんですからね。
視聴率が引低ければ次回以降のスポンサーがいなくなってしまいますし。
障がい者や募金する人じゃなくスポンサー様の意向をうかがうのは、
金をもらって番組を作っている以上、仕方ないのかもしれません。
ちなみに、募金額は昨年より1億円以上少なかったそうです。
視聴率は過去2番目だけど、募金は激減。
世間も24時間テレビは募金のチャリティー番組ではなく、
感動を売りにしたエンターテイメントだとわかってきているのでしょうね。
まぁエンターテイメントとして見ても二流だと私は思っていますので、
今後も見る気はありませんが。
昨年、NHKが24時間テレビを指して
「障害を負った経緯やその負担、障害者本人の思いではなく、
ポジティブな性格や努力する姿をクローズアップし、
「清く正しい障害者」が懸命に何かを達成しようとする場面を取り上げ、
「感動をもらった、励まされた」と言われる場面を演出することを、
「感動ポルノ」
という」と批判して話題になりました。
そうですね。
私が24時間テレビを見なくなった理由、なんとも言葉にしにくい違和感。
これが「感動ポルノ」なんだな、と妙に納得しました。
見たい人は見る、見たくない人は見ない、で良いと思います。
「嫌なら見るな」は21世紀の名言だと思いますよ。