僕という人間なんて
5分もあれば説明できる
面白味のないガタクタなのです
この世界が生み出した
色のない不明確なモノなのです
人の流れにゆらゆら揺られて
生きながらえるつまらない人生
大した不満なんてないさ
文句なんていうだけ無駄だろ
諦めてるって訳じゃないけど
あまり多くを期待していない
最近の世の中ってそうだろう
みんな同じような細胞持って
みんな同じような性分さ
味気ないだろ
どうしようもないだろ
眠そうな顔で欠伸を三回
涙で歪む目尻の端に
ポーカーフェイスの君が映った
澄ました顔で溜息を三回
やけに濁りのない目で世界を見てる
呼吸を忘れた
僕のつまらない人生は
ルールのように変わらない
知っているんだ
なのにどうして
死んだ魚のような僕の瞳は
君を捕らえて離さない
僕という人間なんて
5分もあれば説明できる
そんな単純なものなんだ
僕が歩く道も
右に同じく
惑わさないで
狂わさないで
僕もみんなも勿論君も
主役がいない舞台の隅で
一言呟くアンサンブルさ
歪めないで
僕の世界を
まだ踏み出す勇気がないから
君の手をただ見つめてるよ