横浜四大立ち食いそばの一角とされている「川村屋」さんに行ってきた。桜木町駅に着くといつも変わらず人気があり先客も多い。横浜立ち食い蕎麦のレジェンドを満を持して頂きます。
川村屋さんは創業1900年という歴史あるお店。あまたの先人達がここで同じ蕎麦を頂いていたかと思うと感慨深い。
○川村屋
桜木町駅の改札を出てすぐ。ワタシは野毛地下道から飲み屋方面に行くことが多いですが、川村屋さんは脇にあります。土地柄外国の方が多いのか英語表記の案内もあるのが面白い。
○メニュー
山菜や天ぷらなど一般的なお蕎麦のトッピングは一通り揃っている。きす天とかは立ち食い蕎麦ではあまり見かけないかな。
食券を買ってから気づいてしまったのだが、鶏肉そばが看板メニューとの事らいしい。ウィキペディア先生によるとヨーグルトに漬け込んだ山梨産の鶏肉を二度に渡って煮込んでいるらしい。美味しそう。気づくのが遅かった事を後悔。
今回は基本に忠実にかけ蕎麦を頂く。
○かけそば 310円(6月時点のお値段)
立ち食い蕎麦の割に意外と提供に時間がかかりました。いざ頂きます。麺はいわゆる立ち食い蕎麦でよくあるタイプのやつ。ただ、これはこれで美味しいのだ。駅そばという一つのジャンルといっても良いでしょう。
汁の方はさすが老舗の味といった感じでしょうか。ダシの良い匂いがふわりと香り、汁をすすれば力強い味が染み渡ります。四大立ち食い蕎麦のひとつで自分の好きな日栄軒と比べるとややあっさり目の味でしょうか。
立ち食い蕎麦は立ち食い蕎麦の魅力があり、こういう蕎麦をお手軽に頂けるのは幸せ。次は名物のとり肉そばを食してみたい。
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「川村屋」
神奈川県横浜市中区桜木町1-1 桜木町駅構内
045-201-8500
営業時間:7:30~20:15(日祝は8:30から)
定休日:不定休
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