新横浜ラー麺博物館は1994年に始まりその初期メンバーのひとつである六角家さんが「六角家1994+」としてリニューアル。家系御三家の実力堪能させてもらいましょう。
やはり休日のラー博はお客さんが多い。着いた時間は早めだったのにもかかわらず既に行列ができていた。ぶらりしたい衝動を抑えて何はともあれお店に向かいましょう。
○六角家1994+
さすがにすんなり入れずに行列の最後尾に着く。それでも回転は早く意外と早くそこまで待たずに入れそうな雰囲気ですね。並んでいる間に何にするのかを考えましょう。
一応公式がアナウンスする待ち時間は15分ほど。
○メニュー
メインはラーメンに煮玉子とチャーシューを入れるかどうかの選択肢しかない。更にサイドメニューに六角家名物のキャベチャーがある。前に並ぶお客さんは「家系だったらご飯食べたくなるよな」とおっしゃっていたが気持ちはよく分かる。
煮玉子は迷ったが基本のラーメンを選択。更に名物と聞かされちゃスルーするわけにはいきません。キャベチャーを追加する。家系お馴染みの濃、油、硬の選択は麺硬めであとは普通でいく。
○キャベチャー
キャベツにチャーシューにごま油がかかっている感じかな。味は想像通りだけど想像通りに旨い。期待を裏切らない。これはお酒が飲みたくなるやつだなぁ。
ここでふと思いつく。キャベチャーに卓上のおろしニンニクをちょい足しすれば、おお、これは約束された旨さ。更にここから黒胡椒を振ってみればこれも合うぞ。うーん、ビール飲みたい。
○ラーメン
家系らしい濁りのあるスープに刺さる三枚の海苔にまん丸にカットされたチャーシュー。ほうれん草も忘れちゃいけません。正しく家系してますな。さっそくスープを啜ってみる。
確かな鶏油を感じるスープはとろみは少なくサラサラしていて、醤油味もほどよく残る。これはなかなか良いじゃありませんか。家系にしては力強さは弱いものの洗練されている。
麺は安定の中太麺。チャーシューはやや硬めながら旨味がギュッと詰まっていてなかなか美味しい。おろしニンニクを追加すればさすが家系だけあって合う。箸が進みますね。
ただ、意外と豆板醤はそこまで合わなかった。自分の中では家系と豆板醤の相性は良く味変のレギュラーなのだけど、六角家は今ひとつ何か違う感を感じる。やはり上品目のスープだと豆板醤のジャンク感と反発しあっちゃうのかな。
そして全然ノーマークなところからゴールを決めてきたのはお酢でした。六角家さんでは煮干酢を使っているらしく、旨味と酸味を併せ持っていてスープに溶け込むも主張もそこそこに引立役に徹している。これは名脇役でしょう。
○ラー博
久しぶりのラー博でしたが堪能させて頂きました。
帰りにお土産ラーメンを買っていきましょう。
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「六角家1994+」
神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
新横浜ラーメン博物館
電話番号:045-471-0503
営業時間:月~金 11:00~21:00
土日祝 10:30~21:00
定休日:年末年始
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