横浜ハシゴ酒の2軒目に選ばれたのが1軒目のもつしげさんのすぐ近くにある「立呑み魚参」さんだ。肉ときたら魚が食べたいという単純な話ですね。
元々ここの場所は魚浜という回転寿司屋さんで安くてネタが大きくて好きだった。閉店時は悲しかったですが、後釜に座った魚参さんもなかなかどうして良い感じ。今ではすっかりお気に入りになってしまった。
◯立呑み魚参
ガラス張りで店内の様子はよく見えるのだが、今日はまだ開店して間もないというのに混んでいて人気のほどが伺える。
「のぞいていないで入っておいでよ。緊張するのは最初だけやで」ガラスに貼ってある張り紙に従って遠慮なく入っていきましょう。こじんまりテーブルに大きめ卓、コの字型カウンターとある程度いろんな客数でも対応できそうな感じ。
◯メニュー
メニューはお店に掛けられたホワイトボードや壁に貼られるメニュー札なのだ目が悪いと少し見にくい。テーブルにもメニューの一部はあるけど、メインは壁掛けなんですよね。
魚参という店名だけあってお魚中心のラインナップ。そして限定品はつい頼みたくなる流されやすい自分です。まずは超限定のシコイワシと限定のヒメダイの酢締めを選択。
揚げ物も捨てがたかったんですけどね。サルエビの唐揚げや鯵なめろうフライなんて惹かれるじゃありませんか。ただ、一応2軒目なので揚げ物はやめておいた。惜しい。
○ホッピー
お飲み物は安定のホッピー。グラスではなくてプラスチックカップの提供は珍しい。また、注文時に名前を聞かれカップに記入してくれるのも面白い。
ただ、写真に乗せるのはさすがにお恥ずかしいので見えないように撮っております。
○シコイワシとヒメダイの酢締め
シコイワシとはカタクチイワシの事らしい。薄めに切られた半透明な身を一口頂く。すると濃厚なイワシの風味が広がり、臭みはない。新鮮なお魚を頂ける幸せを噛みしめられます。
口にいれるとすぐ無くなってしまうけどちょこちょこ頂くのにちょうど良い。箸休め的にあると嬉しい一品。他のおつまみがあっても卓の上にいると安心する逸品であった。
お次は四国でよく食べられるままかりに似た味だったヒメダイの酢締め。肉厚で脂が乗り旨味が強いけど、酢締めなだけにサッパリしている。こういうおつまみだと日本酒が欲しくなりますね。
○あら煮
隣の芝生は青く見える現象により、隣の人が頼んでいるのを見てあら煮が気になってしまった。こういうのも一人居酒屋の醍醐味かもしれません。あら煮のこの量で330円とは破格のお値段。
さて一口。
うんうん、甘煮じゃないのが好み。旨味塩味が調和して良い感じ。あらも身がたっぷり付いていて食べ応えあり。ただ、あら煮なだけに骨は多いので、気になる人には食べづらいかも。
それにしても食べてもなかなか減らないぞ。
隣の人に心の中で感謝。
○ホッピーおかわり
そしてホッピーの中身チェックのお時間になりました。大体カップの三分の二くらいは入っているか。呑兵衛的にも満足のいく量で嬉しい。こいつをグビッと飲み干せば良い感じ酔い感じ。
それにしても自分がお店に入った後にすぐ満席となるのには驚いた。さすがの人気店ぶりを垣間見た気がする。テキパキ働くアネゴ風店員さんの接客も素晴らしい。気持ちの良いお店でした。
ちょっと飲み過ぎたけど。
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「立呑み 魚参」
神奈川県横浜市西区南幸2-8-21 板橋ビル 1F
電話番号:050-5571-7109
営業時間:月~土 16:00~23:00
日・祝 15:00~22:00
定休日:水曜日
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