ゴールデンウィークに栃木県へ旅行に行ってきました。東京から小山を経由して足利まで行きますが、途中には佐野がある。これはラーメンを頂かなくては後悔すること間違い無し。
どこにするかを悩みましたが佐野駅から歩いていける距離でアンテナに引っかかった「晴れる屋」さんで頂く事にする。
○晴れる屋
お店の前には列ができていて人気ぶりがうかがえる。佐野ラーメンといえば東北自動車道にある佐野SAで食べた事がある。あっさり目で美味しかった記憶だが本場の味はどうか。
○メニュー
左上はチャーシュー麺でオススメ印も付いている。これは気になるが、右上にある三周年特別メニューの宮島醤油ジンジャーメンにも猛烈にそそられる。特別仕様はずるいぞ。
ただ今は旅先。滅多に食べられない佐野ラーメンを満喫せねばならない。王道の青竹打ち佐野ラーメンに加えてお店の名前を冠したハレルヤシリーズの餃子(3個)とハイボールも頂こう。
基本のラーメンが750円でチャーシュー麺でも千円を切る990円なのは千円超えが当たり前となった今の時代ではかなりコスパが良いのでは無いでしょうか。
○ハレルヤハイボール
いつもなら昼から飲むのは若干の背徳感を感じるものですが、旅先となれば別の話。隣に座る背広のおじさんには悪いが、ラーメン屋さんでも頂いちゃいます。
見た目は子供頭脳は大人なのはコナンくんですが、見た目はただのハイボール。果たして中身は違うのか。結構酸味が強い。軽めで飲みやすい感じでしょうか。この酸っぱさは好みが分かれそうですが、酸味が強いのは個人的には好き。
○青竹打ち佐野ラーメン
うっすら醤油色の付いた透明感のあるスープ。うんうん、記憶にある佐野ラーメンはこんな感じだったぞ。更に大きめのチャーシューが二枚も付いてきてくれるのは嬉しい。
まずはスープを一すすり。
ダシと醤油が香るスープは優しいお味だけど薄くは無くしっかりとした旨味も兼ね備えている。一すすりのつもりが二すすりにも三すすりにもなる。クセになるスープだ。
青竹で打たれた平太麺の不揃いな感じも手打ち感があって良い。ビジュアルだけでは無く実力もあり。月並みな表現だけどモッチモチで食べ応えも文句なし。トロトロチャーシューも肉の甘みを感じられてスープとの相性も良い。いいぞいいぞ。
○ハレルヤ餃子
ここで気分を変えて餃子へチェンジ。
大きめの餃子で表面の焦げ感が食欲を刺激する。どちらかというと野菜系の餃子でしょうか。肉々しさがありつつ野菜の味がしっかり感じられる。
お店自慢の店主お手製ハレルヤラー油と鎮江香酢を絡めて頂けばじわりと感じる肉汁にお酢のサッパリさとラー油の刺激が加われば、そりゃ美味しいに決まっている。
○味変
餃子をあっという間に平らげていよいよ最終コーナーを曲がる。味変といえば神奈川に住む自分としては家系を思い起こされるのですが、佐野ラーメンにも味変は存在した。
もしかしたらこのお店だけかもしれませんが・・・。
お店推奨はハレルヤラー油又はブラックペッパー&鎮江香酢の2パターン。どちらでいくか悩む。ただ、やはり王道のお酢と胡椒でシメる事にする。
まずは胡椒を入れればダシの効いたスープの輪郭をはっきりさせるようで全体的に引き締まる。うんうん、想像通りこのスープには胡椒は合うよね。更にお酢を入れればサッパリしつつも黒酢の持つ独特の風味も加わってこれはアリ。ハレルヤラー油味変も試してみたかったな。
旅行補正も多少入っているかもしれませんが、今回の佐野ラーメンランチ大当たりでした。美味しかった。
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「晴れる屋」
栃木県佐野市大和町2586
電話番号:0283-85-9651
営業時間:11:00~14:30
定休日:水曜日
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