いらっしゃいませ



  ようこそ
  スローレへ ☕️



 



 

  続きを…






  たまにバイトをして

  あとは家にいる

  家事の手伝いをしようともせず

  外で働いている人を羨む

  そんな私が

  長く続いた気がします


 
 
  
  ある日 母が

  焼き物の絵付けを学べる学校

  の話をしました。




  
  今まで

  あまり私に何かを

  勧めたりしなかった母




  その話は

  確かに魅力的でした。



  
  
  地元の印刷会社にいた時

  誘われた陶器市

  今まで焼き物の町にいながら

  陶器市に行ったのは

  それが初めてで
 
  凄くワクワクしたし

  楽しかったんです  ドキドキ ラブ


  
  町全体 焼き物だらけ…

  どの器もそれぞれの個性を出して

  見て! 私素敵でしょキラキラ って

  アピールしている  おいで


  
  普段は表に出ない

  二級品が ここぞとばかり

  お手頃価格でずらりと並んでいる
  
 


  美術系の短大に行きたいと

  父に伝えた時

  焼き物に絵付けをする仕事は?

  と勧められました。



  
  その時は

  興味がありませんでした。




  焼き物に囲まれて

  生活はしていましたが

  それが当たり前で

  気づいてなかったんです

  それがどんなに素敵な事なのか…



  
  
  陶器市に行ってからです

  焼き物に絵付けをする仕事

  素敵だな…って思い出したのは

  




 

 
  人生に無駄はないです。

  印刷会社で働いてなかったら

  陶器市に行こうと思わなかったかも…






  その学校の試験は

  デッサンと面接



  
     クローバー
  
  


  合格のお知らせ   



  
  心地よい緊張感に包まれ

  新しい扉を開く事になりました。

   
      🚪



  なぜ心地よいのか…



  好きな事を勉強できる

  ほんとにありがたい事だから



  また親の力をかりました。




  今度は
  
  罪悪感より

  何かを始められる喜びの方が強く





  両親に 感謝しました。


  







  私は 27歳になっていました。


 
 




 




  その学校では

  新しい出会いが沢山ありました。

  生徒はほとんどが年下 

  本格的に大学で焼き物の行程を

  学んでから来た方も多く

  夢を抱いた方達の中で

  素敵な刺激を受けながら

  筆を持ち

  絵を描きました。



  下絵つけ 上絵つけ

  伝統工芸師の先生が

  教えてくださいます


  
  なんてありがたい事。

  毎日が楽しかった…


  
  
  1年はあっという間…

  就職活動を始めました。




  迷うことはない

  好きな窯元を尋ねました。




  私が好きな器の絵柄がある

  窯元を訪ねたんです。

  単純な柄で魅力的な絵付け




  
  絵付けを一緒に学んだ

  生徒(男子)が何処に行きたいと

  希望がなかったようで

  私が行くところに見学に…と

  一緒に行くことになりました。

  色々お話を聞いて

  働きたいことも伝え

  実際に体験もしたっけかな…





  
  2人同時に採用となりました。

  




  
  社長いわく 男性が欲しかった

  2人同時に採用すれば長続きする

  と思ったから採用した。

  との事…




  ほんとについてます。

  1人で行っても駄目だったかも…

   


  それで  三度目の正直?

  毎日お勤めが始まりました。


  





  


  朝の早起き

  車で20分ぐらいの通勤

  窯元でのルール

  職場の人の名前覚え

  行程を知る

  自分の仕事を覚えて
  まずは丁寧に
  慣れたらスピードも
  あげていく

  わからないことは早めに聞く

  失敗してしまってからより
  ましだから



  私が気になる

  人間関係

  みんなと仲良くやろうと思うから

  苦しくなるんですが


  
  ここは先輩方の垣根が高く

  なかに入ろうとは思わなかった



  よかったのは

  終わりの時間が5時
 
  けたたましくベルが鳴り 

  皆がその時間で一斉に帰る

  逆にいえば

  5時までに仕事を終えなければならない



  自分がやる仕事の量を

  朝決めて

  それを確実に釜に入れるまで

  責任を持つ

  下絵つけ担当の私は

  自分の後にある行程を把握して

  自分の仕事を終える時間を決める

  釜にギリギリ入れる場合は

  後ろの行程の人も急がせることになる

  よって遅くとも

  3時休みまでには

  自分の今日の分は終わらせ
 
  残りの時間は明日の分をする



  
  時間内に終わらせるのは

  集中しなければならないが

  5時にサアーッと躊躇なく

  帰る人達に安心して

  自分も帰ることができる。


  

  だらだらと要領悪くやって長くいるより

  こちらの方がいいように感じる

  

  今思えば…です。





  そのなかにいるときは

  やっぱり

  いつも一生懸命で

  ミスをしないか

  毎日ドキドキしてた 
  


  
  昼休みは1時間と言われるが

  始まる10分前には

  皆さん席についておられ

  お弁当を食べるのも早いのなんの


  

  トイレ掃除は 女の仕事

  仕事は同じようにしても…

 
 
  
  最初のデザイン事務所は

  男女関係なく

  トイレ掃除は 新人の仕事



  
  男の子と一緒に入社したから

  守られていたところもあった
  
  昭和初期ぽい雰囲気…

  

  彼氏はあっちにいったよ とか

  からかわれたりもした

  彼氏じゃなかった

  けど 説明するのも面倒だったから

  そのまま…



  私はいつも守られていた

  気付いていないだけ






  なかに入ろうと思わなくても

  人間関係

  苦しくなるのはなぜ?

  それは

  人の噂話や悪口が聞こえるから

  自分ではなくても

  聞くときつい…

  自分も言われているに違いない

  そう思ったら

  その場にいるのが辛くなる

  嫌になる。

  

  仕事は嫌いじゃないのに

  酷い出来映えで怒られた事もあったけど

  そんなことより

  他人の噂話や悪口で

  自分が苦しくなりました。



  

 

  
  今度こそ長く続けると思った職場

  
  どうする!
  
  






  円満な退職

  といえば…


  




  

 


  


  結婚退職しました。








  お相手は…

  

  

  今の主人です。

  
  絵付けを勉強していた頃

  同じく一緒に勉強してた女の子の

  友達の友達です。




  きっかけは同じアーティストが

  好きだったから



  BLANKEY JET CITY
  ブランキージェットシティー



  私はファンクラブに入っていて

  ライブもよく行ってました。

  彼はチケット

  もってなくて

  外で聞いていたと…

  




  そういえば いました!



  私がライブハウスから出て

  ふと見た

  近くの公園で

  バイクに寄りかかっていた青年

  私は会っていたんだ

  その時に…

  
  後で気づきました  アップ



  私がBLANKEY JET CITYに

  はまりだしたのは

  ビアガーデンのバイトをしてた時

  他のバイトの学生が

  有線で好きな曲をリクエストしてて

  私も!って思った時に

  聞きたくなったのが

  彼らの 曲

  いかすバンド天国という

  テレビ番組で登場したバンド

  好きだったけど

  デビューしてから暫く

  聞いてなかったからリクエスト

  

  BLANKEY JET CITYの曲を

  お願いします。


  その時に流れた曲は



  青い花



  少年のような高い切ない声

  懐かしかった

  東京のデザイン事務所で働いてた頃

  アパートで深夜番組 見てた

  あの時もこの声に魅了されたなぁ



  それから私の心の支えは

  BLANKEY JET CITYの

  浅井健一

  どん底から這い上がる時には

  彼の切なく壊れそうな

  純粋な感性が

  ぴったりでした。




  ファンクラブにはいりました。

  ライブも行きました。
  

  




  すべて 
  

  繋がっている




  無駄な事なんて


  何一つない



  
     
  深夜番組も


  印刷会社も


  短期のアルバイトも


  絵付けの勉強も


  
  今の自分にたどり着く為


  必要だった事



  


  そして


  もうすぐ産まれる可愛い娘は


  
  





  自閉症スペクトラム


  私の人生を

  
  もっともっと輝かせるため


  
  産まれてくるのでした。


  
  そして


  つぎに



  可愛い長男も 産まれます。


  
  この長男 今も私に



  よい刺激を与えてくれます ラブ


  
  先日 16歳になりました。



  色々 辛いこともあるけど


  信じてほしい


  素晴らしいご褒美があること


  そして守られていること
  

  自分を大好きでいてほしい



       




    
  今の気分は

  BLANKEY JET CITYの

  ダンデライオン

 

  



  



  

  
  




  
  お付き合いしてくださり

  ありがとうございました。


       🌈
   


  またのお越しを

  お待ちしております。