『Don't leave me this way』は、元々Harold Melvin & The Blue Notesの曲で、フィラデルフィアでは代表的なグループだったらしいのですが・・・
今回はThelma Houstonの話です。ミシシッピ生まれながらも幼少時にカリフォルニアに移り、彼女もゴスペル育ちのめちゃ歌が上手い系で、結婚し出産した後に、Art Reynolds Singersなるゴスペル・グループのメンバーとしてデビューしちゃってるらしいです。
【判っちゃいるのに繰り返す、二日酔いの辛さかな♪】と【運動した後に飲むヤツじゃない方の5次元からの『アクエリアス』な夜♪】で触れた5th Dimentionのご本人の誰かではなく、そのマネージャーと出会い、ソロとしてデビューしているらしく、しかし、全然売れず移籍&コケ捲りだったらしいんですね。
しかし、彼女の歌の上手さは少しずつ評価され、モータウン制作の映画出演から女優としての仕事も増え~の、音楽の仕事も再び増え~の。
そして、いよいよ代表曲『Don’t Leave Me This Way』を放つのではあるが・・・
そもそもHarold Melvin & The Blue Notesの曲自体はそこそこ流行っていて、【判っちゃいるのに繰り返す、二日酔いの辛さかな♪】で触れたDianna Rossの『ラブ・ハングオーバー』をプロデュースした方、だから上記のマネージャーですが、ブルーノーツ・ヴァージョンをディスコソングに編曲し、彼女に歌わせてみた訳です。
気になったので、この動画も追加(笑)。
これが結果的に、同時期同曲ランクインと言う昭和歌謡ではお馴染みの『氷雨』や『男と女のラブゲーム』的な感じになっちゃって、しかもあろう事か、彼女のディスコ・バージョンの方が売れ1位になっちゃった訳ですね。
全米だけではなく世界各国でです。そしてグラミーで受賞したりしています。こんな動画や記事も、懐かしい(笑)。
『【昔のCM】タケダ胃腸薬CM 男と女のラブゲーム「飲み過ぎたのはあなたのせい」編』
つまり、例えば演歌の大御所の渋めの曲を、例の40人以上のアイドル系女子グループがキャピキャピにアレンジして歌ってみたら、本家を越えちゃったみたいな(笑)。
が、哀しいかな、やはり彼女もこれ以降さっぱり泣かず翔ばず、鳴かず飛ばず?つまり、はい『一発屋』と言いますかワンヒット・ワンダー確定!
でも、これだけ名前を残せてるなら、充分じゃん!
この『The Disco Years』のVol.1はやたらとワンヒット・ワンダーが収録されていますが、それほど『一発屋』の皆さんが爆発的にヒットしたから、後世に名を残し、ワンヒット・ワンダー足らしめている訳です。
如何に一発当てればウハウハか、って事です(^ω^)!
で、JimmySomervilleがBronsku Beatを脱退して、【脳の健康が気になるお年頃♪】で触れたザ・コミュナーズを結成、エレクトロ・ポップなディスコミュージックとして、この曲をカバーしています。
ちなみに彼は、Donna Summer、Gloria Gaynor 、そしてこのThelma Houstonと、同時期の女性黒人シンガー3人を、何故かカバーしまくっています。いやいや、ディスコブームですから、そりゃ、真似たら売れるの確定ですからね。日本でも、海外アーティストのヒット曲を日本語に訳して歌いますから、英語を英語で歌うなんざ、『お茶の子さいさい』です(笑)。
いや、アメリカはイギリスの支店であり、本社または本店の社員が支店の社員の真似をするみたいなのは、その辺どうなのか?そんな事、誰も思ってないと思いますし、米語なのに、アメリカの方が英語に関しては本店みたいな勢いはあります(笑)。
さてさて、例えばですが、テレビドラマやバラエティー番組で、綺麗なお花がとてもお洒落に飾られているのを観たとします。
ならば、真似てみれば良いんですね~。
大体MCの使用するテーブルや、その背景は頻繁に映るので季節のお花やイカした観葉植物が映り込みます。
間もなく独り暮らしを始めたりする方々は、【【必見!】独り暮らしのお部屋に必要なモノ♪】でも触れましたが、お部屋をどうしようってわくわくしてらっしゃると思いますので、先ずは、真似てみるのも良いかと!
とりあえず、男子の部屋にお花があったら、まず、女子の影がチラつきますが、最初からそう言う性質だと刷り込んでおけば、綺麗好きな男子と言う立ち位置を確立出来るかも(笑)。
ま~、それは良いとして、程よく暖かくなり始めた春の日に、往年のノリノリな曲でも聴きながら、和むのも素敵です。
そんな感じで、いと、をかし♪