一気に、桜、散っちゃいましたね~(T_T)。
【日本人には富士山と桜と神風が付いてるから大丈夫♪】で、バリバリに咲いてますって言ってたのに、風強かったからか、ちょっと目を離したら・・・
日本人なら一句詠んじゃうのは判るかな(笑)。
開花が早かった割に、何だか今年は持ちましたね。
と言う事で、嗚呼、美しきかな、三春の滝桜♪
すぐお判りになられた方もいらっしゃると思いますが、日本三大桜樹に数えられる福島県三春町の名木の事ですね。
熊谷にも子孫樹らしきものがありました。
多分、ほとんど知られていない、辺鄙な場所(我が実家近くですけどね(笑))にあります。
前から気にはなっていましたが、前を通るだけでしたので、基本スルーでした。
この写真を写したのは先月末でしたが、たまたま前を通ったら満開っぽくて、母に「あそこの枝垂れ桜やっぱ凄いね~」って言ったら、「あ~、三春の滝桜ね。先代が福島県まで行って分けてもらったとか、昔言ってたわね」と。
先代とは、当方がガキンチョの頃に齢百歳近くだったお婆さんの事なのですが・・・
この家の横がか〜なり広めの空き地だったため、当時の小中学生は野球やらサッカーやらやって、誰かが強く打っちゃってこの家の敷地に入っちゃっうと、ジャンケンです。そして負けると取りに行かなければならなくて、嫌な役回り(>_<)。
『オバケのQ太郎』で言う、カミナリさんですな(笑)。ま~普段は怖くないのに、こちらに引け目があるから、怖く感じました
で、このくらいの年になって解ったのですが、あのお婆さん、あの歳で背も高く背筋も伸びて、目鼻立ちもはっきりしていて、若かりし頃はさぞ美人だったのだろう、と。外人みたいに見えたので、田舎の子供にはより怖く見えちゃっていたんじゃないかな、と。
その家はしばらく誰も住んでおらず、この桜の世話もしてなかったらしいのですが、息子さん?が定年退職後に、地元に戻って来たみたいな話、以前小耳に挟んでいましたが、今はこんな綺麗にされているんですね。
ちなみに後ろに写る家屋は、昔の家?納屋的なモノで、この奥に結構な日本家屋が建っています。
平日昼間で誰もいらっしゃらず、勝手に道路側から写真撮らせて戴いちゃいました!!
少し散り始めた頃合いでしたが、実物は本当に美しく、まさかこんな田舎にこんな綺麗な桜があったとはって感じですね。
子供の頃からあったけど、興味ないですからね(笑)。
自分が子供の頃にお婆さんだった人の事を思い出させちゃう桜が、今年も咲いてるって、凄いですよね!
そんな感じで、ず~っと美しく咲き続けて欲しいな、と!