こんにちは。

アラフォーのワーママです。



私は新卒からずーっと同じ会社で働き、

29才で夫の海外赴任に帯同するために休職し、

そのまま産休育休を取って3年休んで

元いた部署に復職しました。



新卒から休職するまでの7年間、

一生懸命、真面目に仕事していたので、

周囲から信頼されて一定の評価を得られていると

感じていました。



復職したら、

その評価と信頼が続くものだと思っていたら、

復職していきなり壁にぶち当たった。



三年の間にメンバーの入れ替わりがあり、

休職前の私を知らない上司や同僚が多かった為、

信頼がゼロスタートだった。



私とははじめまして、とは言え、

休職前の信頼が前提条件として通用すると思ってたのよね。

誰かから良い話を聞いてるんじゃないかな、とか。

当たり前だけど、全然通用してませんでしたわ。

そんな都合のいい話、流れませんわ。

冷静に考えたら、だいたい出回るのは悪口だもんね。



更に打ちのめされたのは、

まさかの以前の私を知っている人からの信頼も

思っていたより低いところにあったこと。



子ども育てながら、どこまでやれるの?

本当にやれるの?

という周囲の疑問は、

私が思ってるより大きかった。



信頼されない、

仕事を任されない、

ということは精神的にめちゃくちゃキツく、

毎日泣き暮らした。



そして、実際子育てとの両立は大変だったし、

仕事で無理して家庭を壊したくなかったから、

仕事を任されないことは

実は都合がいい面もあり、

沼にハマった。



あの時、

焦りと、

もどかしさと、

自分を情けなく思う気持ちで

ぐちゃぐちゃだった。



とにかく今出来ることをしようと数年働いて、

だんだん仕事の比重を大きくできるようになって、

周りの評価に振り回されることもなくなった時。



本当にふとした時に、

休職前の私を知らない同僚から

評価の言葉を貰った。

期待してたタイミングじゃなかったから、

本当にびっくりしたのを覚えてる。



その時思った。



ああ、今出来ることを積み上げていけば、

信頼は後からついてくるんだと。



焦って今、目に見える結果が欲しくなるけど、

欲しかった答えは、

忘れた頃に気がついたらそこにあるものなんだと。



そう腹落ちした経験は、

私の人生の糧だと思っている。